2月8日の東海毎日ジュニアテニス予選での出来事 愛知県の名電高等学校神領テニスコートでは当日朝から降りしきる雨の中、60余名の選手と保護者、コーチなどが予選のため集合していた。 出席登録を終え、雨の中、一旦は第一ラウンドが開始されるも雨が激しくなり四阿は中断。 選手たちは大会本部から待機を告げられた。 コート脇には運動会で使うようなテントが2つ。 当然のことながら60人以上の選手は全員がテント下に入ることはかなわず、多くの保護者も含めて冷雨の中で傘を差して立ち尽くしていた。 大会本部には名電高校の監督コーチと覚しき3名の関係者。 ただ一言「12時頃には雨が上がるからその辺で待機」とだけ。 つまり、どこにも行くな、と。 グラウンドは吹きさらし、激しく冷たい雨を避ける場所も無く、テントにも入りきれず、一旦解散も無く。 しびれをきらした一人のコーチが、大会本部に談判に行くも テニス協会のお偉いさんでもあるという監督が「立たせとけ」の一言。 なぜ一旦解散し時間を決めて再集合させないのか。 雨が止み次第即座に再開させて自分たちは早く帰りたいのが見え見え。 子供達の健康や体調、怪我への考慮など全く頭にないのであろう。 しかも、その大会本部、数メートル四方の囲われた暖房の効いた小屋の中にその3名の名電関係者!!! 結果、試合再開まで5時間あまり。 選手とその関係者はずっと冷雨の中にいたのだ。 さらに 雨が止み、オムニコートの状態を確かめる間もなく、 「今すぐコートに入って!!」 10分後に、ではない。「今すぐに」だ!? 5時間寒空に立たせておいて、ランニングやストレッチの時間も与えず、今すぐ入れと? 身体を温める暇もなく4球のサービス交換で試合に入る選手達。 さらにさらに 各コートの控えがコールされ、他の選手達はあわててストレッチやランニングに。 中にはトイレが我慢できなくなる選手達も。当然いるわな。 神領グラウンドのトイレはテニスコートから離れること100数十メートル。 試合準備のつもりで並んだ子供達の長蛇の列が出来上がった。 そんな瞬間、本部から控えの控えつまり3巡目の選手のコールが。 まだ一試合目始まったばかりで何故3巡目のコール? しかも、呼ばれた子が一人トイレの列にいるらしい。 「いないのか?1分後までに来なければデフォとします」 そこにいた大人達は皆耳を疑った。 あれで確認のコールのつもりなのか?その場にいないから来ないのに、大声を出して呼ぶ訳でもなく。 呼ばれた子の保護者らしき人が慌ててグラウンドの反対側にあるトイレへ駆け出して行った。 しかし、1分で来れる筈もなく。 それでもまさかデフォにはしないだろうと周りの人たちが見守る中、 冷酷に「デフォ(失格)です」と。 早朝の出席確認にはちゃんと来ているのを知っていて、 5時間も雨空に立たせたあげく、 トイレに行っている子供達が大勢いるのも判った上で それを言うか!!? あれで教育者?あれで監督?アレでコーチ? 名電に行かせなくてよかった、とはばかることなく呟く保護者達。 いったいどういうつもりなのか?何様なのか? たかがテニスの監督、たかがテニス協会の偉いさんじゃん。 錦織がアメリカ行ったのもこういうことね。 日本のテニス協会って所詮こんな程度ね。 名電のテニス部ってあんな人が牛耳ってるのね。 たぶん コートを提供してやっている ボランティアでコートレフェリーしてやっている たかが予選まわりの連中だ と思っているのでしょう。 ちなみに他の会場はすべて中止になったそうです。 2015年2月8日の神領テニスコートのことはその場にいた人たちは誰も忘れないでしょう。