立ちはだかる世界最強の「壁」
テニス界最強の男、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ。 現在行われている全豪オープンでも、3連覇を含む通算4度の優勝経験を誇り、今年も全試合ストレートで準々決勝まで勝ち上がり。文句無しに、大会の優勝候補筆頭に挙げられています。 ジョコビッチ最大の強さは、何と言ってもその圧倒的な守備力! どんなボールにも追いつき、ここぞというタイミングでカウンターを放つジョコビッチは、錦織圭をもってしても「ストローク戦でポイントを取るのが一番大変な選手」だそうです。 今回は、そんなジョコビッチが全豪オープン2015の4回戦、対ジル・ミュラーとの試合で見せた、圧巻のディフェンスをご紹介します!ミュラー戦で見せた脅威の守備力
ジョコビッチは特に球のスピードが速いわけではありません。じっくりとラリーの中で機を伺います。 このポイントでも、先に展開したのはミュラー!ジョコビッチを左右に振り回しますが、楽々返球! 更には、普通の選手だったら決まるであろう強打も、完璧に予測してディフェンス! そして、極めつけはこのショット! ネット前に絶妙にコントロールされた、ミュラーのアングルボレーに対して、コート後方からものすごいダッシュで追いつき、逆に切り返してしまいます! これぞジョコビッチ!といったこのプレーの動画がこちら。Original:Australian Open TV
四大大会で優勝を狙う全選手の前に立ちはだかる、最強の「壁」ジョコビッチ。この壁を打ち砕かない限り、現在のテニス界で頂点に立つことはできません。 [sns]