20150106_johnson_k1
[sns]

錦織の初戦はジョンソンに決定

20150106_johnson_k1 6日に行われた男子ツアーの開幕戦、ブリスベン国際のシングルス1回戦で、世界ランク37位のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)が、同ランク77位のマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)を、2-6,7-6(0),7-5のフルセットで下して、2回戦進出を果たしました。 これにより、1回戦免除の大会第2シード、錦織圭の初戦の相手はジョンソンに決定。誕生日が5日しか違わない同い年で、共にアメリカの地で育った、ライバルとの対戦となりました。

伊藤と激戦を演じたジョンソン

20150106_ito_k1 photo:angelicalbite

日本のテニスファンは昨年、このジョンソンという名前を、耳にする機会も多かったのではないでしょうか。 2014年シーズンを世界ランク100位台からスタートさせたジョンソンは、大活躍を果たし、最終的には30位台にまでランクを上げてフィニッシュ。そんな飛躍の1年の中で2度、日本の伊藤竜馬とも激戦を繰り広げました。 1度目の対戦は、7月に行われたキャンベル殿堂テニス選手権の2回戦。1年以上ぶりにツアーで初戦突破を果たし、勢いに乗る伊藤でしたが、この試合は第2セットで、無念の途中棄権となりました。 そして2度目の対戦は大舞台、全米オープン1回戦。雪辱を晴らすべく臨んだ伊藤は、先に2セットを奪われるも、必死にジョンソンに食らいつきました。すると今度はジョンソンが、全身痙攣に見舞われて、第4セットで途中棄権。まさに死闘の中、伊藤が粘り勝ちを収めたのでした。

強烈なサーブとフォアを持つ

20150106_johnson_k2 188センチの長身に、がっしりとした筋肉を備えたジョンソンのプレーは、その見た目通り、ビッグサーブとビッグフォアを中心とした攻撃力が最大の持ち味。 しかしパワーだけでなく、時折ネットプレーやドロップショットなど、柔らかいショットも織り交ぜてきます。 マトセビッチとの1回戦のハイライト映像がこちら。キャップを被っているのがジョンソンです。

Original:Brisbane International

錦織とジョンソンは、昨年のゲリー・ウェバー・オープン準々決勝で初対戦。ここでは、錦織がストレートで勝利を収めています。 試合は7日の第2試合に予定されています。 [sns]