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フランスがツォンガにかえてガスケを起用

20141123_gasquet_k1 photo:Antoine Coffinet

21日から23日にかけて、フランスのリールで行われる国別対抗戦、デビスカップの決勝、フランス対スイス。 スイスが2-1と、初優勝に王手をかけて臨む最終日のシングルスで、フランスは当初のオーダー変更を発表。 負けたら終わりの4戦目で、スイスのエース、ロジャー・フェデラーの相手に、ジョー=ウィルフリード・ツォンガから、リシャール・ガスケを選択しました。

過去の対戦はフェデラーの12勝2敗

20141122_federer_k2 photo:Guillaume P. Boppe

フェデラーとガスケは、過去に14度対戦して、フェデラーの12勝2敗。 ガスケは、最後に勝利した2011年のBNLイタリア国際以来、1セットも取れずに4連敗中です。 しかし、クレーコートの戦績では2勝2敗。得意のサーフェスで、ホームの大歓声を受けるであろうガスケにも、十分チャンスはあります。 ガスケといえば、世界トップクラスの片手バックハンドが武器。昨年のツアーファイナルで、フェデラーを相手に、片手バックハンドを打ち抜いたポイントがこちら。

Original:ATPWorldTour

崖っぷちに立たされたフランスの命運は、ガスケに託されました。

最終戦はモンフィス対ワウリンカ

20141118_monfils_k1 photo:Jérôme Chainay

第5試合では、フランスのガエル・モンフィスと、スイスのスタニスラス・ワウリンカが対戦予定。 共に初日のシングルスで勝利を挙げた、好調な選手同士。最終戦にもつれ込んだ場合、どちらに転んでもおかしくない、激戦が予想されます。 10度目の優勝を狙うフランスに対して、初優勝がかかるスイス。2014年のデビスカップは、いよいよクライマックスを迎えています。 [sns]