2016年シーズン 初戦をうけて。
ゴフィンが2回戦で敗退しました。
2015年スタッツは次の通りです。
1st獲率:55%、1stサービスP獲得率:74%、2ndサービスP獲得率:51%、トータルサービスP獲得率:63%
1stリターンP獲得率:32%、2ndリターンP獲得率:53%、トータルリターンP獲得率:40%、トータルP獲得率:52%
今大会でのスタッツ。同順。
1回戦:53%、77%、59%、68%。38%、42%、39%、53%(6−4、6、4:W)
2回戦;54%、80%、48%、65%。21%、51%、35%、49%(6−7、6−4、3−6:L)
ゴフインの課題、今シーズンの課題はサービスゲームです。
トータルリターンP獲得率40%はトップ10内にあり、ゴフィンがトップ10を目指すにはサービスゲーム改善が必要です。
トータルサービスP獲得率は63%です。前記事にでも申し上げましたが、67%が一つの目安となります。
それには、1st確率を上げること。60%、それと2ndサービスP獲得率は55%欲しいところです。
1回戦はトータルサービスP獲得率は68%であり勝ち。
2回戦はトータルサービスP獲得率は65%であり敗けです。
プレースタイルが錦織に似ているゴフィンに期待がかかるところですが、
今シーズンのスタート、全豪前哨戦としては納得のいく内容ではなかったのではないでしょうか。
それでは、同様にサービスゲームが課題である錦織はどうだったでしょうか。
錦織のスタッツは次の通りです。同順。
昨年度:60%、75%、55%、67%。30%、54%、39%、53%
2回戦:66%、73%、62%、69%。36%、55%、43%、56%(6−3、6−4:W)
私は今シーズンのゲームを観ていません。
ATP公式ホームページを観ていました。
錦織の立ちあがりブレイクされ第3ゲームもブレイクPに追い込まれて、何をやっているんだ。と思いました。
当然観戦していないので内容は分からないわけですが、「グレートなプレーができた」とのコメントに耳を疑いました。
しかし、このスタッツを確認すると頷けました。リターンゲームも43%とれています。
おそらく錦織自身の課題に対して満足いく内容であったのでしょう。
1st確率:65%、1stサービスP獲得率:75%、2ndサービスP獲得率:55%
これを達成できれば今シーズンは満足いく内容で終えることができると思います。
もちろん、トップ10を相手との対戦となると簡単にはいかないかもしれませんが、その時こそこの数値が必要となります。
今週シーズン初戦は上々です。
もちろん優勝して欲しいとは思いますが、全豪前哨戦です。
結果よりも内容を期待します。
最終戦同様に、今シーズン最初のファイナルでフェデラー戦、しかもリベンジとなれば最高ですが。
次戦以降も、この課題について注視していきたいと思います。