※お詫び こちらのミスで同じ記事が2つ投稿された状態になっていました、失礼しました; あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします!m(__)m さて、2016年にもなりテニスの方はもうシーズンが始まってしまったわけですが・・、データ集の第4弾、最終回へといきましょう。最終回は割合以外の数字のデータを少し集めてみました。 まずは1大会あたりの獲得ポイントです。これは昨年獲得した全てのポイントを出場した大会数で割ったものになります。 ジョコビッチはなんと1大会ごとに大体MS優勝に値するポイントを稼いだことになります。まあGS3大会で優勝しているので、当然かもしれませんが2位のフェデラーとの差を見ても驚異的な数字ですね。ほぼランキング通りの並びなっています。 隣は試合数です。試合数は多ければ多いほど良いというわけではないかもしれませんが、ただ大会に勝ち上がれば必然的に試合数が増えますから、多くて悪いということはないと思います。 ジョコビッチ、マレーが1位、2位、ここはランキング通りになりました。3位にはナダルが入りました。序盤苦しんだナダルも、後半持ち直して80試合以上を見事にこなしました。4位はベルディヒの79試合。全てのMSに出場し、また目立った怪我もなくシーズン通して安定した成績を残した結果だと思います。 15位のツォンガはジョコビッチよりも40試合も少ないですが、10位にランクインしてるのは全仏ベスト4、全米ベスト8、上海準優勝とビッグポイントを取れたのが大きかったですね。そのため1大会あたりの獲得ポイントはガスケを抜いて9位になっています。 続いてタイトル数と決勝進出回数です。タイトル数に関してはもう知ってるよ~、という方も多いかもしれませんね。 ジョコビッチのシーズン11勝は自己最高記録となりました。いかに2015年が凄いシーズンだったかが伝わってきます。2位のフェデラーはそのジョコビッチにドバイ、シンシナティで破って優勝、またマレーもモントリオールでジョコビッチを破って優勝しました。ナダル、錦織ツアー3勝は、表以外だとティエムも果たしました。全て250の大会とはいえ、素晴らしい記録です。またベルディヒ、ガスケと並んでガルシアロペスも2勝しています。 決勝進出回数だとナダルが4位、ベルディヒが5位に浮上。ワウリンカやフェレールは今年、準優勝というのはありませんでした。TOP10外ではアンダーソンが3回決勝に進出して最多となりました。 こちらは棄権した回数の表となります。実質0の人でも、怪我で大会欠場した選手もいるので、本当に最後まで大きなトラブルなくシーズンを終えた選手というのはジョコビッチやフェデラー、マレー(棄権1回は怪我というより連戦での疲労)、ベルディヒ、あとアンダーソンもあまり怪我の話はなかった気がしますね。 錦織も改善されてきていると思いますが、TOP選手と比べるともう少し数を減らしたいところでしょうか。今年はハレで調良い流れで勝ち進んだところで、セッピ戦で棄権→全英2回戦棄権などが少しもったいなかったかなと思います。GSに良いコンディションで臨めるかどうかがとても大事なポイントです。 最後に2015シーズンの最高順位と、最低順位を表したものになります。ご覧の通りジョコビッチは最高も最低も1位。つまりずっと1位を守り続けました。フェデラーも2位と、3位の順位変動のみ。上位を維持し続け、まだまだ存在感を示しました。マレーは全豪時は6位から、自身初めての年末最終順位、2位となりました。2014年にはTOP10外にもなったマレーでしたが、2015年はとても充実した一年だったと思います。 ベルディヒ、錦織、ラオニッチの3人はキャリアハイの4位を今年記録しました。このうちラオニッチはその後怪我などに苦しみ、順位が下がりましたが、ベルディヒと錦織はTOP10で2015年シーズンを終了しました。また一時はTOP10キープが危ぶまれたナダルも最低順位は10位に留まり、後半は本来のプレーをどんどん取り戻し、最終的には5位。今シーズンはどんなシーズンになるか楽しみですね。 さて、以上データ集最終回でした。全4回、これで終了しました。調べていてそうなんだと思うこともありますし、やはりデータは見ていて面白いですね。ここまで読んでくださった方々ありがとうございました! 次回は総括記事に移りたいと思います。ツアーがもう始まってしまっているため、ツアーの記事と交互になる可能性もありますが、その場合は申し訳ありませんm(__)m