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photo:Marianne Bevis
錦織がシャルディにフルセットの末に勝利
4日に行われたBNPパリバ・マスターズ男子シングルス2回戦に、1回戦を免除されている大会第6シードの世界ランク7位、錦織圭が登場。
同ランク32位のジェレミー・シャルディ(フランス)に、7-6(4),6(6)-7,6-1のフルセットで勝利して、苦しみながらも初戦突破を果たしました。
錦織は3回戦で、大会第10シードの世界ランク9位、リシャール・ガスケ(フランス)と対戦。
過去の対戦成績は、ガスケの5戦全勝で、錦織が一度も勝利できていない難敵です。
今シーズンのクライマックス、最後のマスターズ大会で、錦織がトップになるために避けては通れない、大きな山を迎えました。
ガスケの粘りと配球に要注意
ガスケは特にサーブやストロークで、圧倒的なパワーがあるわけではありません。
しいて言うならば片手バックハンドは、現テニス界最高のバックハンドの一つとも称されますが、基本は強打一辺倒というわけでなく、スライス、スピン、フラットと、様々な球種を緩急つけて巧みに操り、相手を翻弄するスタイルが持ち味です。
2回戦のレオナルド・マイェール(アルゼンチン)戦で見せた、ガスケのスーパープレーがこちら。
マイェールのスマッシュに対して、絶妙なロブでイーブンに持っていくと、自身のスマッシュはコースを突いてきっちりフィニッシュ。
これぞガスケといった「巧い」プレーです。
Original:ATPWorldTour
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