こんばんは。 少々遅くなりましたが最終回です。 ご存じの通り先週のバーゼルSFでの ガスケのガスケによるガスケらしい負け方によって フェレールと錦織の8位以内が確定しました。 よって欠場選手が出ない限り今年のファイナル出場者は全員出揃ったわけです。 一部ナダルがファイナル欠場?などというニュースも見ましたが、 信憑性に欠けますし、またマレーも結局普通に出そうな感じですので 恐らくこの上位8人でのファイナルと見て間違いないでしょう。 ので以上で終わります。 ジョコビッチ、マレー、フェデラー、バブリンカ ベルディヒ、ナダル、フェレール、錦織みんな頑張ってください。では。 で正直良いと思うのですが、 一応年末最終のTOP10争いでもあるので ガスケ以下を真面目に追ってみようと思います。 現状の9位以下です。 後述の通りすでに9位の可能性が消滅している選手もいますが、 一応パリMSスタートの段階での数字を記します。 ガスケ    2670P ツォンガ   2545P チリッチ   2395P アンダーソン 2385P イズナー   2315P ラオニッチ  2170P シモン    2055P ゴフィン   1715P Fロペス   1680P 数字上はガスケから1000P以内なら9位の可能性がありました。 しかしまず欠場のラオニッチが必然的に脱落。 そしてガスケが2Rを勝ったことにより90P入ったので すでに2760Pまで伸ばしています。 これによってゴフィン、Fロペスも優勝でも届かなくなったので脱落です。 (TOP10という話なら10位は可能性まだあります) そして次にチリッチが初戦(2R)敗退により脱落しました。 つまり現段階で逆転9位の可能性を残しているのは、 ツォンガ、アンダーソン、イズナー、シモンの4人だけです。 しかしガスケが逆転される可能性は現実的にはかなり低いと思われます。 下位のシモンから条件を追って行きましょう。 シモンの場合90P伸ばしたガスケと705P差がありますから、 優勝する以外に道はありません。 そして明日立ちふさがるはジョコビッチです。 この2人の対戦は過去9回でシモンわずかに1勝ですから かなり厳しいと言わざるを得ません。 もし勝てたとしても次は恐らくツォンガかベルディヒです。 ここも勝ってやっとSFです。 限りなく不可能に近いですね。。 次にイズナーです。 イズナーは同じくガスケと445Pの差ですから 決勝進出が条件です。 そしてSFへの道のりは、フェデラー(確定です)→フェレールが濃厚です。 これもかなり厳しいですね。 一応他の3人とは逆の山に入ったので、決勝まで直接対決がないのは 少し有利かもしれませんが、やはり厳しいと思います。 次にアンダーソンです。 本日2Rティエム戦がこの後です。 ここも同じくガスケと375P差。 決勝進出が条件です。 そしてSFまでの道のりは、ナダル(確定です)→バブリンカが濃厚です。 ナダルも復調してますし、バブリンカでは勢いに乗っていた全米でも歯が立たなかったので この人もやはり厳しいと言わざるを得ないですね。 最後のツォンガです。 本日2Rアグート戦がこの後です。 彼の場合ガスケと215P差なので、 SF進出が逆転条件です。 そしてそこまでの道のりはベルディヒ(確定です)→ジョコビッチが濃厚です。 一番可能性があるツォンガを持ってしてもかなり厳しいですね。 ちなみにガスケは錦織に勝って90P加算しても ライバルの条件が変わるほどのマージンは築けません。 SFまで行くとみな条件が1つ上がるのでほぼ自力確定と言えるでしょう。 とにかく2Rを勝って90P上乗せ出来たのが大きかったです。 これがなければ、ツォンガはQFでOKでしたし、 アンダーソンやイズナーもSFでOKでした。 それでも厳しかったでしょうが、 この勝利で9位死守の確率がかなり上がったことは間違いありません。 ドロー的に同時に大逆転(ガスケ悪夢の11位以下転落)が起こる状況としては イズナーW、アンダーソンF、ツォンガSFですかね。これだとガスケ12位です。 この場合はイズナー9位、アンダーソン10位、ツォンガ11位ですね。 これのFとSFが逆だとアンダーソンはガスケに届きません。 イズナー9位、ツォンガ10位、11位ガスケです。 もしシモンが優勝した場合は自力9位ですが、 ツォンガとはQFで当たるドローなので(ツォンガと)同時に上位進出はありません。 またアンダーソンともSFで当たるのでここも同時に上位進出不可です。 あり得るのはシモンW、イズナーFの場合だけですね。これでシモン9位、イズナー10位です。 ややこしいですね。。 まとめると追いかけるメンバーは基本優勝で自力9位。 ただしシモンのみWでもガスケがFなら届かない。 追いかける1番手ツォンガでもFでは自力9位不可。 ガスケが錦織に負けたとして、最低条件は ツォンガSF アンダーソン、イズナーF シモンW。 ガスケがSF進出なら ツォンガF、他全員Wになる(シモンはWで25P足りる) やっぱり結局ややこしいですね(苦笑) とりあえずこのあたりのメンバーには注目しておきましょう。 ツアーファイナルに向けてではなく、ガスケ9位死守への道 になってしまったことをお詫びします。 タイトルの通り今回でこのシリーズ記事は最後にします。 次が最後で本当の最終確定版があってもいいと思ったのですが、 「ツアーファイナルに向けて」なので、 次はもう向かってないだろう、決まってるだろと言うことでここで幕引きとさせて頂きます。 普段からですが、とりわけこのシリーズにおきましては、 (他のブロガー様の物も含め)コメント欄などで いろいろな事を教えたいただいた事に深く御礼申し上げます。 それと同時にいろいろと誤った情報を発信してしまったことに関して深くお詫び申し上げます。 今後はさらに理解を深めて、正確な情報をお届けしたいと思っております。 お読みいただいた皆様ありがとうございました。 理解を深める事の一環としてオフシーズンはTOP選手のポイント内訳を 見ながらランキングシステムについて勉強しようと思っています。 記事にするつもりですので、完全にただの自己満足ですが、 お時間がある方は観て頂ければ幸いです。ファイナル終わってからになると思いますが。 では、フェデラー強すぎだろうと唸りながら終わろうと思います。 ツアーファイナルに向けて(完)