こんにちは。 一昨日書いた記事の補足です。 長いものにはならないと思いますが、 考えが変わった部分もあるので新規記事にしました。 まず前回の記事では私は日本の観客は最低レベルだの勢いで こき下ろしたのですが、そうでもないようです。 まず頂いたコメントなどによると 海外では日本のファンはマナーが良いと評判のようです。 錦織(ら日本人選手)の試合を除くと確かにどの選手にも それなりに満遍なく声援があり良かったのかなと思います。 個人的にはこの部分では、良いプレーや良いラリーには もっと盛り上がっても良いのかなと思いますが。 前の記事でもゴルフや野球などと比較して、 観戦の仕方自体が違うと書きました。 ここからはかなり主観が入りますが、 私はテニスやゴルフなどいわゆる「基本静かに観るスポーツ」において 観客に欲しいのは一体感より客観性です。 野球と似た応援方式のスポーツにサッカーがあります。 私はスペインサッカーをよく観るのですが、 不利な判定を受けるとサポーターが即興のチャントを作って 主審を罵っている時があります。 こういう行為の良し悪しは一旦置いておいて、これは究極の一体感です。 今はスペイン2部にいるオサスナというチームなどは特に強烈で 私がスペインサッカーを見始めた頃に、ちょうどオサスナ戦を観ていたら、 不利な判定が続くと途端にスタジアム全体から大きな歌声が聞こえてきました。 まだサッカーに疎かった私は、サポーターが選手を鼓舞してるのかぁなどと 思っていたのですが、WOWOWのアナウンサーが 「スタジアム全体から主審に向けてちょっと内容は言えないような 口汚いチャントが唄われています。。」と言っていました。 ここはスタジアムもそこまで大きくないので、 それはそれは大合唱だったので鮮明に覚えています。 話はそれましたが、これが一体感だと思います。 本当に共に戦っています。 しかしテニスおいてこれは必要でしょうか? 私は不要だと思います。 別に選手に対して偉そうな物言いをしていいとか、 上から目線で試合を観戦するべきとかそういうのではありません。 一歩引いて少し客観的な応援であれば私のような気難しい人間も納得できます。 選手が良いポイントを取れば選手は喜んでいるでしょう。 そこでそれを称えてさらに盛り上げる。 選手がミスをすれば選手は落ち込むでしょう。 そこではしっかり行けーというリアクションで選手を鼓舞する。 相手が良いポイントを取れば選手はがっくりくるでしょう。 そこは相手を称えることで、間接的に選手に今のは仕方ないと伝えられます。 相手のミスには選手は喜ぶかもしれません(ガッツポーズなどは褒められません)。 しかしここは一体感を押さえて、冷静に見守るべきだと思います。 相手にもリスペクトを欠いてはいけません。 自分が相手選手だと考えた時に、ミスをしたら大喜びしている観客だらけなら 来年以降は来たくないと思うでしょうから。 結局同じようなことばかり言ってますが、 錦織戦以外はマナーもすばらしく、楽しく観戦できたという声も多々ありました。 コートチェンジ以外での移動(これは)本当にやカメラフラッシュなど課題もありましたが、 日本のファンならそれらも含めてきっと改善できると思います。 それが出来た時に今よりももっと素晴らしい 日本が世界に誇れる大会になることでしょう。期待しています。 おまけ 上海の速報です。 ラオニッチがかなり復調しています。 靴と靴下が全く同じ色で見分けがつきませんでしたが、 サーブの威力も抜群、ラリーでもスライスが随所に利き良い流れでした。 本命不在の混戦のブロックなので一気に突き抜けるかもしれません。 ファイナル争い盛り上げてほしいです。 あとさっきガスケがミュラーのサーブINの判定にチャレンジ。 ホークアイの映像でもアウトだったが表記はINという謎の判定。 しかもそのままエース認定されるという。。 意味不明すぎます。ブレイクできたので文句は言いませんが。。