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楽天ジャパン・オープンのベスト8が出揃う
5日に開幕した楽天ジャパン・オープンも、4日目が終わってベスト8が出揃い、大会はいよいよ終盤戦に突入します。
序盤は、第4シードのリシャール・ガスケ(フランス)を始め、8人のシード選手中4人がまさかの初戦敗退という波乱もありましたが、勝ち残った選手たちによる準々決勝は、魅力的なカードが満載です。
全米決勝の再現、錦織対チリッチ
最大の注目は何といっても、ディフェンディングチャンピオンの第2シード、錦織圭と、第6シード、マリン・チリッチ(クロアチア)の一戦。
2014年の全米オープン決勝で対戦した両者。錦織が敗れて準優勝に終わったのは、日本のテニスファンにとっても記憶に新しいところ。
その後、錦織がリベンジを果たした今季のシティ・オープンを挟んで、全米以来2度目の対戦がここ日本で実現しました。
キリオスとペールの破天荒対決
続いて、今季の全米オープン1回戦で錦織を破ったブノワ・ペール(フランス)も、ノーシードながら準々決勝に勝ち残り。
2回戦ではラケットを叩き折り、相変わらずの気性の荒さを見せましたが、マルコス・バグダディス(キプロス)とのフルセットの接戦を制しました。
そして次戦でペールと相対するのが、こちらも破天荒な振る舞いが問題視される、20歳の若手、ニック・キリオス(オーストラリア)。
コート上では荒々しく、警告を受けることもしばしばな2人ですが、テニスは超天才肌で、観客を大いに沸かせてくれます。
いろいろと気になる一戦です…。
ワウリンカに挑む快進撃のクライチェック
第1シードのスタン・ワウリンカ(スイス)に挑むのは、予選から勝ち上がってきた世界ランク124位のオースティン・クライチェック(アメリカ)。
今大会の台風の目となっているクライチェックが、ワウリンカを相手にどのようなプレーを見せるのか、非常に楽しみです。
その他、手堅く勝ち上がっている第3シードのジル・シモン(フランス)と、第5シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)を破ったジレ・ミュラー(ルクセンブルク)の一戦も、好ゲームが期待されます。
大会4日目のハイライト映像がこちら。
Original:ATPWorldTour
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