こんにちは。全米OPは4Rが終了しました。そしてマレーが敗れるという波乱が起こりましたね。WBではジョコビッチ相手に2セットアップから逆転負けを喫していたアンダーソンですが、今回はマレー相手に勝ち切ることができました。第2セット途中からしか見ることができませんでしたが、振り返ってみたいと思います。 第2セット、5-1とし、アンダーソンのSFS。40-30でセットポイントを迎えるもマレーに粘られデュースに。その後、もつれますがここで1stサーブの確率が落ちてしまい、マレーにブレイクを許します。 続く第8ゲームをマレーがキープしてアンダーソンが2度目のSFS。40-15とするも、DFもありまたしてもデュースへ。そしてマレーがBPを握ります。ここでマレーがブレイクしていたら全く分からなかった、むしろ一気にマレーが盛り返していたような気がします。しかしアンダーソンが1stサーブを入れて凌ぎそのままキープ。これでアンダーソンの2セットアップ。 第3セット 第1ゲーム、アンダーソンが打ち込んで行ってブレイク。 第2ゲーム、マレーが粘ってブレイク。 第3ゲームはマレーがキープ。 第4ゲーム、アンダーソンは最初のポイントでDFを犯してしまいます。その後、アンダーソンの2ndサーブをマレーが攻めたてラブゲームでブレイク。 第5ゲーム、アンダーソンがマレーの2ndサーブを攻めます。ラリーではマレーよりも優位に立ち、ブレイクバック。 第6〜第12ゲームまで互いにキープしてタイブレークへ。マレーは集中していました。アンダーソンのサーブに食らいつき、2つのミニブレイクを奪います。それを守り切ってセットカウント2-1 第4セット 両者サービスキープで再びタイブレークへ。ここでアンダーソンのサーブ、リターンがマレーのコートに突き刺さります。そして最後はマレーのボールがネットに掛かってゲームセット。タイブレークのスコアは7-0でした。 今日のアンダーソンは素晴らしすぎました。長身ながら足下のボールの処理も良かったですし、ラリーでもマレーを何度も追い詰めました。 この試合、アンダーソンはウィナー81本、UE57本。マレーはウィナー49本、UE20本。このスタッツからも分かるように、ウィナーに比べエラーの少ない良い試合でした。 これから全米OPはQFへ突入していきます。下位シード陣の頑張りが目立ちますが果たしてどうなるのでしょうか。対戦表を見るとやはりジョコビッチ有利は揺るぎませんね。フェデラーもここまで素晴らしいプレーを見せてくれています。 フェデラー対イズナーの試合も見ましたが、こちらも素晴らしい試合でした。この試合フェデラーはウィナー55本に対してUEが16本。信じられないようなスタッツです。全盛期並み、いやそれ以上のプレーを最近の彼は見せてくれていますね。次のガスケ戦はどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。