こんばんは!いよいよ本日から全米開幕ですが、今日付けのランキングがまた更新されてますので、見ていきましょう。といっても今日のランキングはウィンストンセーラムに出場していた選手しか動きはありません。 そのウィンストンセーラムではアンダーソンが2012年のデルレイビーチ以来の優勝を飾り、決勝での連敗も7で止めました。 アンダーソンは全米1回戦ではルブレフと対戦し、順当なら4回戦でマレーと当たる予定です。 Hear what Kevin Anderson had to say after his first championship in 3 years! #WSOpen WATCH: http://t.co/htkdFj1a6i pic.twitter.com/IuuOOldG3x— Winston-Salem Open (@WSOpen) 2015, 8月 29 では本当に簡単にですが、ランキングを見ていきましょう。 優勝したアンダーソンがキャリアハイタイの14位に浮上しました。チリッチの全米失効の関係で現在は暫定13位に上がっており、全米の結果次第で更にキャリアハイを更新する可能性があります。またツォンガも1つ順位を上げました。 優勝のポイントを加算したアンダーソンが11位に上がっています。今年最後のGS、つまり一番のビッグポイントのチャンスは今回が最後なわけですが、9位以下の選手たちはまだフェレールと約1000ポイント離れています。仮にフェレールが早期敗退をしても、準優勝以上ではないと全米後にフェレールを抜けません。MSは残り2つありますが、今季のMSはBIG4+ベルディヒで決勝を独占していることを考えると、9位以下の選手たちにとっては大量ポイントを稼ぐ最後のチャンスかもしれません。 勝率などの表に関しては今回、TOP10選手に動きが全くないので割愛させて頂きます。先週のランキング記事をご覧下さい。 ランキングの方、簡単に見ていきました。これだけで終わるのもあれなので、女子のドローもシード選手の部分だけ見ていきたいと思います。 女子の方はなかなか解説する方が少ないですが、今回はなんといってもセリーナの年間GSの達成が懸かります。今までは男子の方しかみてなかった方も、今回は見てみるのも良いのではないでしょうか!そういう私も中々女子の方は記事には出来ていないのですが・・;;(ただ試合の方は時間があるときにたまに見ています) さて、ドローです。ところで今日になって足の怪我でシャラポワの欠場が発表されました。イベントなどにも登場していたので、体調面の心配はしていませんでしたが、多少無理などはしていたのでしょうか・・、残念ですがゆっくり休んでほしいと思います。シャラポワの所にはラッキールーザーが入っています。 大注目セリーナは3回戦対抗にスティーブンスを引きました。スティーブンスはアメリカの若手選手です。一昨年の全豪でベスト4、ウィンブルドンでベスト8など飛躍し、ランキングも11位まで伸ばしましたが、昨年のGSでは最高成績が4回戦に終わりランキングを落としました。しかし今年に入って徐々にまたランキングを戻しつつあり、またトップ30まで上がってきました。 最近今年の全仏で対戦があり、フルセットにもつれて苦しみましたがセリーナが勝利しています。順当に対戦があるようであれば1つ、セリーナの山場となるでしょう。しかしきちんと前回対戦したときに勝利しているので不安はそこまでないと思います。 セリーナにとって当たると一番嫌なのが準々決勝で対戦の可能性のあるベンチッチでしょう。トロントではフルセットで敗れ、今季2敗目を喫しました(それでも2敗目というのはとてつもなく凄い数字なんですけどね・・笑) 対戦するとなればベンチッチは前回の勝利を思い出して、思い切り攻めてくることでしょう。ただ今回セリーナには地元の応援がありますのでこれはかなり力になると思います。 決勝進出はセリーナがまずかなり有力として、あともう1人が誰になるかがかなり読みにくいのが、ある意味女子の面白いところだと思います。男子はTOP10選手同士(なかでもBIG4)の決勝の確率がかなり高いと思いますが、女子の決勝は全豪はセリーナとシャラポワ、全仏はセリーナとサファロバ、全英はセリーナとムグルッサと安定していません。 ムグルッサ、キーズ、バシンスキーといった成長株にも注目したいところ。また第2シードで迎えるハレプは今季GSでは結果が出せていません。全米では世界ランク2位の意地を見せられるか注目です。 さていよいよ全米の開幕までもうあと数時間です。時差的に辛い時間もありますが、無理のない範囲で観戦しましょう・・!笑