ランキングの表記は2015.07.27時点です。 お詫び 前回分のレキシントンチャレンジャー準決勝ドローを掲載し忘れておりました。 またシティオープンの予選勝者の本戦1回戦対戦相手候補にヒューイット(228位/オーストラリア)とダックワース(95位/オーストラリア)が抜けておりました。申し訳ありません。 深夜に執筆しているゆえ集中力と注意力が散漫になってしまい・・・と申し訳ありますが、当ブログのケアレスミスはご愛嬌ということでここは一つ暖かくお見守り頂けると幸いです。今後も気を抜かずに選手たちと同様、最後まで戦いぬく所存です。 今回から戦績を「○勝○敗」から「○勝:○勝」という表記方法にします。というのも内山・西岡の戦績を書いたあとに表現できない違和感を覚えたので。1ファンとしてのささやかな心配り?です。 さてアトランタオープンは添田がベスト8止まりのため追跡はありません。では今週分のATPから見て行きましょう。 . . . ケンタッキーバンクテニス選手権 ATPチャレンジャー$50000/アメリカ・レキシントン ◆準決勝 ○内山靖祟(248位) 7-5 4-6 6-3 ●フラタンジェロ(第4シード/120位) ☆初対戦 ラッキールーザーで本戦入りのチャンスを掴み、ランクでは自分より上の相手を次々に破り、ついに決勝まで勝ち上がりました!内山は優勝するとシングルスでは初のチャレンジャータイトル獲得です(ダブルスでは昨年のマウイチャレンジャーで優勝しています)。 ◆決勝 内山靖祟(248位) vs ミルマン(第2シード/96位/オーストラリア) ☆0勝:1勝 この二人は2年前のシドニーチャレンジャーの1回戦で対戦していて内山が敗れています。もう思い切りぶつかっていくしかないでしょう。がんばれ内山!!!! ■番外 レキシントンではITFサーキット$50000が行われていると先日述べましたが、なんとシングルス第2シードで出場している日比野菜緒(138位)が決勝まで勝ち進んでいます。対戦相手はクローフォード(250位/アメリカ)です。日比野は福岡($50000)準優勝、久留米($50000)優勝と今年5月の国内サーキットで好成績をおさめ、先々週のストックトン($50000)優勝、先週のサクラメント($50000)ベスト4と日本女子の若手の中でも飛びきりに好調で勢いがある選手と言っても過言ではありません。さらにダブルスでもストックトン・ベスト4、サクラメント・準優勝と好成績。レキシントンでは優勝したので、単複2冠に王手をかけています。先日取り上げた大坂なおみも含めて目が離せない若手選手の1人です。 ということで実は日本人男女アベック優勝がかかっている相当珍しい状況です。二人共ガンバレ!!!! . . . ここから次週分の予選です!まずATPから。 . . . シティオープン ATP500/アメリカ・ワシントンDC ◆予選1回戦 ○仁木拓人(325位) 6-3 6-7(4) 7-6(7) ●バンゴーラ(429位/アメリカ) ☆初対戦 ○西岡良仁(137位) 4-6 6-3 6-3 ●ギネプリ(441位/アメリカ) ☆1勝:0勝 ●杉田祐一(149位) 3-6 7-5 4-6 ○クイグリー(308位/アメリカ) ☆初対戦 仁木は3時間を超える死闘を制し予選2回戦へ。西岡はレキシントンからの移動直後だったと思うのですが無事勝利し同じく予選2回戦へ。杉田はフルセットの末に敗れています。 ◆予選決勝 仁木拓人(325位) vs マトセビッチ(164位/オーストラリア) ☆初対戦 西岡良仁(137位) vs ドディグ(105位/クロアチア) ☆初対戦 マトセビッチは全豪で錦織とフルセットの試合を演じたことで記憶に残っている方もいらっしゃるのでは。そしてドディグもデビスカップで日本に来たあのドディグです。二人ともキツイ戦いですが本戦まであと1勝。正念場です。 . . . 続いてWTAです。 . . . バンク・オブ・ザ・ウェストクラシック WTAプレミア/アメリカ・スタンフォード ◆予選1回戦 ○土居美咲(102位) 6-3 7-6(3) ●Xu Yi-Fan(176位/中国) ☆2勝:0勝 ○クルム伊達公子(168位) 6-7(3) 6-4 6-3 大坂なおみ(156位) ☆初対戦 土居はあまり心配していないのですが、予選突破率は昨年のコネチカットオープンから集計して丁度50%(8戦中4戦)。イメージ的にもっと予選突破してそうな記憶があったんですが・・・。うーむ。 そして個人的に注目していた日本人対決。伊達は体のことを考えてレキシントンをパスしてスタンフォードに乗り込んできました。対する大坂は昨年の当大会で予選を勝ち上がって1回戦でストーサーに勝って一躍注目を集めることになりました。今年もやってくれるか!?と思いましたが予選1回戦で敗退です。ところで伊達と大坂の年齢差は27あります。そして本戦へ勝ち上がると前回に触れたベリス(現在16歳)と当たる可能性があるので、ちょっと見てみたい気がします。 ◆予選決勝 土居美咲(102位) vs BOSERUP(218位/アメリカ) ☆初対戦 クルム伊達公子(168位) vs ダブロウスキー(219位/カナダ) ☆1勝:0勝 伊達の対戦相手のダブロウスキーとは4年前のロジャーズカップ(プレミア5)の1回戦で対戦があります。土居の対戦相手はジュニア時代にオレンジボウル優勝経験があるようです。直近ではストックトン→サクラメントと連続で出場したのですが1回戦敗退。 . . . シティオープン WTAインターナショナル/アメリカ・ワシントンDC ◆予選1回戦 ●桑田寛子(187位) 2-6 7-6(7) 1-6 ○メスタッチ(99位/ベルギー) ☆初対戦 ●穂積絵莉(159位) 1-6 1-6 ○パスツェク(242位/オーストリア) ☆初対戦 残念ながら二人共予選1回戦で敗退。8/3~8/9ではITFサーキットで目ぼしいところがないので本戦へ挑戦するにはすごく良い機会だったのですが。まだ本戦への挑戦のチャンスはありますが、有名どころの選手たちが故障で欠場の報が入ってきているので身体だけは大事に。それと暑さに負けるな!