まず初めにですが、なんとこのブログのアクセス数が200万を超えました…!この前100万だったのでびっくりしている自分もいます。いつも見て下さっている方々本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m 先週行われたバスタード、ポゴタ、ウマグではそれぞれペール、トミッチ、ティエムが優勝を果たしました。ペールは第2シードのロブレドを破ってのツアー初優勝でした。ちなみに現在行われてるハンブルクでもペールはロブレドと対戦し、逆転勝利を収めています。 .@benoitpaire: "Now I see the game differently". First-Time Winner spotlight: http://t.co/2sxf1x3J4M #atp #tennis pic.twitter.com/UDh1fInYD4— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2015, 7月 26 トミッチは騒動後初の大会となりましたが、昨年優勝したポゴタで再び優勝し、連覇達成となりました。力は持っているのですから、あとは行動面も気をつけてほしいですね・・!そうすればもっと良い選手になるでしょう。 #Tomic: "I'm very happy to have won my third title and to defend it here was amazing." Read: http://t.co/k1oM1GPnok pic.twitter.com/0vP7ldOvR5— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2015, 7月 26 ティエムは今季2勝目を挙げました。21歳の若手ながら、世界ランキングでは20位台まで登りつめ、今勢いのある若手の選手のうちの1人です。準決勝では格上のモンフィスを破り、決勝ではソウサにストレートで勝ち優勝しました。この試合にはジョコビッチが観戦し、楽しんでいたようです。 .@DjokerNole on hand to watch @ThiemDomi win 2nd #ATP World Tour title in 2015. Read: http://t.co/yR6RijmFjj #ATPUmag pic.twitter.com/CgCTb7XgXo— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2015, 7月 26 .@DjokerNole is enjoying #Sousa/#Thiem in the @CroatiaOpenUmag final! Follow Scores: http://t.co/rr8WP8EvAz #Djokovic pic.twitter.com/A0OWfNiPvV— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2015, 7月 26 さて話は変わりますが、今後のポイントの動きを見ていきたいと思います。以前に失効ポイントのお話はしましたが、今回はきちんとランキングにして見ていきます。 左から来週のポイント、モントリオール失効後、シンシナティ失効後となっています。 昨年ワシントンで優勝したラオニッチは失効が大きく、来週のランキングでチリッチが8位に浮上します。ラオニッチは今週大会には出場しないので、9位以下が確定。ハンブルクでナダルが優勝すると10p差で抜かれて10位となります。ナダルが優勝しない限りは9位です。 他の選手に動きはありません。 動きがあるのは次からです。第4シード争いはもちろんですが、第2シード争いもより過熱しそうな展開になってきました。それもそのはず、残念ながらフェデラーがモントリオールの欠場を発表したためです。全米に向けて万全の態勢で挑めるようにするためだそうです。やはり連戦となるのは年齢的にも辛い部分があるのでしょうね・・。ただ怪我で欠場といった理由ではないという意味では、良かったですね。 ということで、この影響によりフェデラーは600pが完全に失効。またフェデラーは次のシンシナティでは昨年優勝しているため、全米前にこれ以上ポイントを増やすことができません。よってフェデラーのポイントは最高で9055pということになりました。ということはマレーは今より1215p、失効ポイントを含むと1575p増やすことが出来れば2位=第2シードが確定となります。ただ、これはあくまでフェデラーがシンシナティで優勝した場合なので、準優勝以下の場合だとマレーの2位の条件も少しずつ楽になっていきます。 マレーにとっては第2シードを取ることができれば、ジョコビッチと決勝まで当たらなくて済む大チャンス。第2シード争いも注目です。 4シード争いに関してはワウリンカ、錦織、ベルディヒでほぼ確定だと思われます。この3人の失効はそんなに多くない(錦織は失効なし)のに対して、フェレールやラオニッチの失効が大きい影響で、シンシナティ失効後のランキングを見ると、6位ベルディヒと7位のフェレールにかなり差が空いていることがわかります。もちろん失効ポイントを抜いただけのランキングですので、稼ぐことが出来ればもっと差は縮まるのですが、フェレールもラオニッチも体調が万全ではないので2人にとってはここが厳しい戦いとなりそうです・・ 4シード争いとしてはとにかく1つでも多く勝ち進むことが大切でしょう。現状、ワウリンカと錦織が一歩リードですが、ベルディヒも失効が少ないので、良いところまで勝ちあがることができれば一気にポイントを増やすことができます。ただ錦織は3連戦になるので、頑張りすぎには注意が必要ですね。全米が始まるころに疲労が残らないよう、ペース配分に気をつけてプレーしてほしいと思っています。 来週からはワシントンも始まり、明後日にはドローも発表される予定です。本格的な北米シーズンが始まります!