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フェデラーとマレーのハイレベルな戦い

2015年のウィンブルドン男子シングルス準決勝で、同大会史上最多7度の優勝を誇る「芝の王者」ロジャー・フェデラーと、地元イギリスの期待を一身に背負う、2013年の覇者アンディ・マレーが激突しました。 全盛期と同等か、それ以上とも言われたこの年のフェデラーの完璧なプレーに対して、マレーは世界屈指のコートカバーリングと、安定したストロークで対抗。 大会屈指の好ゲームを演じました。

セットポイントで見せたマレーの意地

特にヒートアップしたのは、第2セットフェデラーから5-4で迎えた、マレーのサービスゲーム。 0-40とフェデラーが3本のセットポイントを握りますが、なんとマレーが全てセーブ!そしてここから両者一歩も引かない、長い長いデュースに突入しました。 最後は7度目のデュースをマレーが取って、意地のサービスキープ!フェデラーの怒濤の攻撃を凌ぎ切り、揺れるスタジアムの中心で、大きな雄叫びをあげました。

Original:Wimbledon

しかし、マレーの粘りも届かず。終始最高のプレーを見せたフェデラーが、7-5,7-5,6-4のストレートで試合を決めて、2年連続での決勝進出を果たしました。 [sns]