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ジョコビッチがステパネクとの一戦で・・・

2014年のウィンブルドン男子シングルス2回戦、大会第1シードのノバク・ジョコビッチと、ラデク・ステパネクの一戦で、ジョコビッチがさりげなく素晴らしいスポーツマンシップを見せる場面がありました。 シーンはジョコビッチが2セット、ステパネクが1セットを取って迎えた第4セット。5-5で迎えたジョコビッチのサービスゲーム。 ジョコビッチにとっては、落とすと最終セットに持ち込まれる可能性の高い、非常に重要なゲームです。 デュースにもつれるも、アドバンテージを取ったジョコビッチ。そしてそのポイントで、ステパネクのバックハンドがアウトのコール!なんとかジョコビッチがゲームをキープします。 しかし、アウトに納得いかないステパネク!即座にチャレンジ! 20150712_stepanek_k1 すると...。 ボール半個分以上もイン!判定が覆り、審判はポイントのやり直しを宣告します。 20150712_stepanek_k2 しかし、これにも納得がいかないステパネク。 確かに、大事なポイントで見せた素晴らしいショットでした。 ジョコビッチの返球もネット。打ったのはアウトコールの前のように見えなくないですが...。 20150712_stepanek_k3 すると、ジョコビッチは自ら失点を認めデュースサイドに!自身にとっても非常に重要な場面で、ステパネクにポイントを渡しました。 これには会場からも大きな拍手が巻き起こります。 一連のシーンの動画がこちら。

Original:Добро из Србије

第4セットはタイブレークにもつれ込むも、ジョコビッチが取ってセットカウント3-1で辛勝。 ジョコビッチがただ強いだけじゃない、素晴らしいスポーツマンシップを持ったアスリートであることが分かる一コマでした。 [sns]