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フランスが10度目の世界一を目指す

20141118_daviscup_k4 photo:Passion Leica

21日から3日間に渡って、男子の国別対抗戦デビスカップの決勝、フランス対スイス戦が開催されます。 同大会10度目の優勝を狙うフランスが、初優勝を目指すスイスを、ホームに招いてのこの一戦。 今回は、いよいよ間近に迫った大舞台に向けて、気合い十分に調整する、フランスチームの様子をご紹介します。

フランスのビッグネーム軍団

フランスは、世界ランク12位のジョー=ウィルフリード・ツォンガ、19位のガエル・モンフィス、27位のリシャール・ガスケ、そしてダブルス世界ランク5位の、ジュリアン・ベネトーをメンバーに選出。 また、世界ランク21位のジル・シモンも、練習に招集されており、ビッグネームが名を連ねます。 数キロの重さのメディシンボールを使って、トレーニングするツォンガ。 20141118_tsonga_k1 こちらはサーブ練習。ガスケのサーブが、見事、ターゲットを打ち抜いています! 20141118_tsongagasquet_k1 なにやらシモンとじゃれ合うモンフィス...。 20141118_monfilssimon_k1 動画がこちら。

Les Bleus à l'entraînement 投稿者 FFT

真剣さの中に和やかさもあり、チームとして非常に良い雰囲気で練習していることが分かります。

総合力で勝利を目指すフランス

20141118_gasquet_k1 photo:Marianne Bevis

今回、コート選択権を持つフランスは、インドアのクレーコートを会場に選択しました。 クレーコートで、上手く試合を展開できるメンバーが揃ったフランスに対して、スイスの主軸となるロジャー・フェデラーや、スタニスラス・ワウリンカは、どちらかと言えばハードコートを好む選手。 加えて2人は、直前までハードコートの、ツアーファイナルに出場していたため、短期間でクレーコートに対応する必要があり、かつ疲労も残っているはず。フェデラーに関しては、背中の故障の状態も心配されます。 個々の実績でいえば、フェデラーとワウリンカを擁するスイスが優位ですが、フランスは粒ぞろいのメンバー、得意のクレーコート、ホームの大応援団を揃え、総合力で勝利を目指します。 [sns]