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[sns] 20141118_keiochallenger_k1 こんにちは、慶應チャレンジャー運営担当です! 例年にない賑わいを見せた、今年の慶應チャレンジャー国際テニストーナメント。シングルスの決勝戦は、ノーシードで挑んだジョン・ミルマン選手(オーストラリア)が、6-4,6-4のストレートで、カイル・エドモンド選手(イギリス)を破りました。 また、ダブルスはブラッドリー・クラーン選手(アメリカ)/マット・レイド選手(オーストラリア)組が、大会第1シードのマルクス・ダニエル選手(ニュージーランド)/アルテム・シタク選手(ニュージーランド)組に勝利し、クラーン選手は、ダブルスで2年連続優勝という快挙を成し遂げました。

2週連続優勝のミルマン選手

20141118_keiochallenger_k2 怪我から復帰し、今大会前に出場していたトララルゴン・チャレンジャーで、タイトルを獲得したミルマン選手。優勝した翌日に来日し、勝つ自信と「この大会も優勝したい」という強い気持ちを持って、初戦から決勝戦まで全てストレート勝ち。圧倒的な強さで、見事2週連続優勝を果たしました。 「怪我でテニスができなかったことを思うと、健康でテニスができることが本当にありがたく思う」と述べたミルマン選手。その気持ち一つで、どんなにタフなスケジュールでもエネルギーを出し、ベストパフォーマンスを発揮しているそうです。 さらに「母国のファン、家族、そして各サポーターに支えられて今の自分がある」と何度も繰り返し、感謝の気持ちを語っていました。プレーはもちろん、その人間性からも、彼を応援する日本のテニスファンは、今大会でさらに増えたことでしょう。

英国期待の19歳が準優勝

20141118_keiochallenger_k3 19歳ながら、自身初のチャレンジャー大会決勝進出を果たした、エドモンド選手。全仏オープンと全米オープンのジュニア部門で、ダブルス優勝の経験を持つ、イギリス期待の若手選手です。 決勝では、惜しくも負けてしまいましたが、強力なサーブとフォアを武器に、攻撃的なプレーで観客を魅了しました。 初戦から第3シードのクラーン選手に勝利すると、準決勝では第2シードの添田豪選手も撃破。「調子が良いことは分かっていた」と繰り返しており、試合中はそのポジティブさが、彼を良い方向に導いたのでしょう。 試合後、来年のゴールを尋ねると「まだ自分は成長し続ける、ランキングを上げ続ける」と、向上心に満ち溢れていました。未来のスター候補の一人であることに、間違いはありません。

名門大出身のクラーン選手が2連覇

20141118_keiochallenger_k4 窮地を何度も乗り切って、ダブルスで優勝を果たしたクラーン選手/レイド選手組。勝負強さと思い切りの良さで、接戦を制しました。クラーン選手は昨年度とペアを変えて、2年連続の優勝です。 クラーン選手は高校卒業後、プロにならずに、スタンフォード大学へ進学。大学テニスを経験しているからか「チームの為にプレーできることは最高の経験」と語っていました。 今年は日本勢が、決勝まで辿り着くことができませんでしたが、例年以上に波乱があり、盛り上がりを見せた大会となりました。 今大会に参戦してくれた選手の中から、グランドスラムで活躍する選手が出ることを、願っています! [sns]