※今回は携帯からの投稿かつ、試合もハイライトでしか見れていないので簡易版の記事です。リンクなど貼っていませんが御容赦下さい。 錦織2回戦なんとかストレートでヤングに勝ちました。3年連続ベスト8です。 第7シードのアンダーソンも敗れたので、これで結局楽天でシードでベスト8にきたのが錦織とラオニッチだけ。 率にしてなんと25%。 いかにシード選手といえどもシードキープするのが大変なのか、ということがわかると思います。 一方北京では、最終戦出場をかけたライバル達のベルディフ、チリッチ、ディミトロフ、マレー、らが順当にかち上がってベスト8に残っています。しかも2回戦は全員ストレート勝ちです。 最終戦にむけてのモチベーションの高さが伺えます。 RDN(ロジャーフェデラー、ジョコビッチ,ナダル)のうち参戦していないフェデラー以外全員勝ち残り、次世代のRDN(ラオニッチ、ディミトロフ、錦織) も順当に勝ち上がり、先週優勝のマレーも、そして全米優勝者のチリッチも、勝ち上がっている構図。 北京と東京、直接対決はないけれどもお互いにしのぎをけずりあっているような、そんな面白い1週間になってきました。 錦織に関していえば、体と相談しながらの戦いになるでしょう。 「翌週の大会のために大事をとるか。それとも今大会でいけるとこまでいって翌週は棄権もやむなしと考えるか。」 悩ましい選択を錦織は迫られそうです。これは「決して錦織の体が弱い」のではなく、むしろ逆で、「体が強くなったので連戦に勝つことができ、試合数が増えた結果」です。 プロツアーの厳しさは、先日たくさんの支持をいただいた前々回の記事に書いた通りです。 その中でのダブルスの棄権は、ファンとしては残念ですが、「チームとしての判断がしっかりできている」証拠でもあります。 今日の第3試合のシャルディ戦。試合前の棄権の可能性はかなり低いとは思いますが、試合中の棄権から、快勝まで色々なパターンが考えられますが、ここは敢えて厳しく、「次戦勝利が楽天オープンのノルマ」としておきましょう。 その理由は ・世界のトップ選手である錦織が、シャルディに負けこしたままってなんか嫌だ。(プロ転向後で1勝2敗) ・最終戦争いにむけて1ポイントでもポイントが欲しいこの時期。しかし錦織は今期250、500の大会で安定した成績を残しているため、「点数が高い順の6大会が加算される 」原則にしたがうと、「楽天オープンベスト8ではポイントが1ポイントも加算されない」状況にある。よってベスト4までいってなんとかポイントを加算したい。 ・最終戦ということでいうと、この記事の前半に書いた通り多くのライバルが勝ち残っているので彼らに負けられない。 ・錦織が負けちゃうとやっぱ大会運営側としては辛いものがあるよね。北京と比べる訳じゃないけど、残ってるメンバーでシードラオニッチだけはちょっと盛り上がりにかける…… ・アジアンスイングの結果を予測した自分の記事によると、錦織の結果予想がベスト4なので、ここを当ててさらにこのブログの信憑性を高めたい(笑) といったところです。 今日明日、と個人的に忙しくブログを書けない可能性も高いのが申し訳ないのですが、「世界トップ選手が日本に来ていて、それだけでもすごいのに日本人の錦織がその中にいて、最終戦争いをしている。」という、個人的にはまだ当分「当然とは思えそうにない」状況を忙しいなりに楽しもうと思います。 現地観戦の皆様、ため息はしないで、カメラのフラッシュはたかずに、はっちゃけて、声枯らして応援しまくって、ボディペイントでもしちゃって、未成年じゃなければお酒も飲んじゃって、年に1度の有明での祭典を楽しんできてください。 あああ有明行きたい!