フランスは温存していたモンフィスを起用
国別対抗戦デビスカップワールドグループ準決勝、フランス対チェコ戦は、最終日となる14日にシングルスの2試合が行われ、フランスは温存していた世界ランク18位のガエル・モンフィスを、今大会で初めて起用しました。
モンフィスといえば、テニス界屈指の身体能力を活かした、ユニークなプレーが持ち味。
国を背負っても貫くスタイル!
チェコの世界ランク27位、ルーカス・ロソルと対戦したモンフィスは、例え国を背負って戦うデビスカップにおいても、自身のスタイルを貫き通しました!
ロソルの強打に対して完全にコースを読んだモンフィスは…
なぜか無駄に、また抜きショットで返球!!
普通こんな高さのボールをまた抜きはできません…。驚異的なジャンプ力です!!
そしてこれが球威もコースも素晴らしく、ロソルのミスを呼び込みます。
フランスの応援団は大興奮!大合唱!試合中ですが、嬉しくなったモンフィスも一緒に踊ちゃっています!
動画はこちら。
Original:OfficialDavisCup
試合にもきっちり勝つ
試合も、モンフィスが大接戦を制して、5-7,6-4,7-5のフルセットで勝利。フランスは計4-1で、3連覇を狙う王者チェコを退け、決勝に進出しました。
一応、このモンフィスの試合が始まるまでに、団体戦の決着はついていました。
とはいえ国を背負って戦う大舞台、デビスカップ。相応のプレッシャーもあるはずですが、自身のスタイルを貫き通すモンフィスは、さすがです…。