元100m走チャンプ、ガエル・モンフィス

テニス界No.1の身体能力を誇り、アクロバティックなプレーで観客を魅了する、フランスのプロテニスプレーヤー、ガエル・モンフィス

テニス強豪国フランスのエースで、世界ランク7位にまで登り詰めた実力はもちろんのこと、その遊び心満載なプレースタイルに、世界中のテニスファンから人気の高い選手です。

そして実はモンフィス、フランスの100メートル走13歳以下・14歳以下チャンピオンでもあり、将来のオリンピック選手として陸上界からも期待されていた選手なのです。

今回はそんなモンフィスの数あるスーパープレーの中から、元世界ランク1位、ファン・カルロス・フェレーロとの対戦時に見せた、脅威のスプリントをご紹介します!

フェレーロ戦で見せた脅威のスプリント

シーンは2009年のマスターズ大会。強烈なストロークで、モンフィスを左右に振り回すフェレーロ。

モンフィスもさすがのコートカバーリングで、必死に粘りますが…。

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ついにコートの外に追い出されたモンフィス、画面からもいなくなりました!

がら空きのコートに、フェレーロは余裕でボレーを運びますが…。

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動画がこちら。


Original:FedererSlam

普通の選手なら諦めて追わないようなボールですが、全力で走って追いつき、更には切り返してしまう!モンフィスにしか出来ない、スーパープレーです…。

さらには2011年の全米オープンでも、モンフィスはフェレーロを相手にトリッキーなプレーを披露しているので、こちらも合わせて。


Original:Lorian Beld

フェレーロも毎回こんなプレーをされ、会場の空気を持っていかれたら、さぞやりにくいはず。

しかしこの試合、2回とも勝利したのはフェレーロ。会場を沸かせながら最後は負けてしまうあたりも、モンフィスらしいといえばらしいのですが…。