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クレーキング・ナダルが完勝

20150220_nadal_k1 photo:Marianne Bevis

19日に行われた、リオ・オープン男子シングルス2回戦で、世界ランク3位のラファエル・ナダル(スペイン)が、同ランク55位のパブロ=カレーノ・バスタ(スペイン)に、7-5,6-3のストレートで勝利して、準々決勝進出を果たしました。 クレーコートで数々の大記録を樹立し「クレーキング」とも呼ばれるナダル。今季最初のクレーコートでの大会も、圧巻のパフォーマンスで危なげなく勝ち進んでいます。

クレーでのナダルの記録

20141222_nadal_k5 photo:Marianne Bevis

ナダルの持つクレーコートでの世界記録には、2005年から2007年まで続いた81連勝(2位はギリェルモ・ビラスの53連勝)、全仏オープンでの9度の優勝(2005年から2008年に4連覇、2010年から2014年に5連覇)などがあります。 さらに、全仏オープンでは2005年の初出場・初優勝から始まって、キャリア通算で66勝1敗という、ありえない戦績を残しています。

見せた脅威のフットワーク

クレーコートでのナダルは、持ち前の守備力がより際立ち、どんな攻撃も凌いで反撃します。 今大会も、1回戦のトマス・ベルッチ(ブラジル)戦では、驚異的なフットワークを見せるシーンが。 左右の攻撃もカバー、前後もカバー、 20150220_nadal_l1 これでは相手は、どこに打てば良いのか分かりませんね...。 これぞクレーキングといったスーパープレーがこちら。

Original:ATPWorldTour

クレーコートシーズンでは、ナダルの調子が他の選手の戦績やランキングに大きく影響してきます。 前人未到の6連覇がかかる全仏オープンなど、テニス界は今後しばらく、ナダルから目が離せません。 [sns]