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錦織がクエリーとの大接戦を制す

20150215_nishikori_k1 photo:Marianne Bevis

15日に行われたメンフィス・オープン男子シングルス準決勝で、史上初の大会3連覇を狙う、世界ランク5位の錦織圭は、同ランク41位のサム・クエリー(アメリカ)に、5-7,7-6(5),7-6(5)のフルセットで勝利し、3年連続の決勝進出を果たしました。 クエリーの攻撃テニスに押し込まれ、第1セットを落とした錦織。第2セットを一進一退の攻防の末に取り返しますが、迎えた最終セットのタイブレークも、2-4とリードを許して崖っぷちに立たされます。 しかし土壇場で強さを見せるのが、錦織という選手。ここからなんと、4ポイントを連取して逆転。綱渡りのような試合を見事に制しました。

203センチの長身・アンダーソンと対戦

20150215_anderson_k1 Original:mirsasha

勝利した錦織は決勝で、世界ランク15位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦します。 錦織とアンダーソンは、ツアーではこれが初対戦。アンダーソンは、203センチの長身から打ち下ろすビッグサーブが最大の武器で、今季の全豪オープンではベスト16に進出しています。 アンダーソンのプレー映像がこちら。コート後方まで弾むスピンサーブに始まり、長身を活かしたディフェンス、そして最後は針の穴を通すカウンターショットを放っています。

Original:ATPWorldTour

今大会は全試合フルセットの接戦となり、苦しみながらも、ついに決勝まで辿り着いた錦織。同大会3連覇に向け、いよいよあと1勝にまで迫りました。 [sns]