まあ、専門はテニスと競馬と障害者スポーツなのですが。 格闘技やロードレースも趣味で嗜んでいたりするので各国の事情を加味できたりします。 で、「TENNIS LOVERS」様の「〔孤軍奮闘〕一人で国を背負い、世界中で戦い続ける選手達」という記事を受けて各国のスポーツの隆盛を比較。 テニスで強国といえば、4大大会主催国。更に車椅子テニスでは男子では日本とフランス、女子はダントツでオランダが上がるでしょう。 特にオランダは国土の面積が狭いにもかかわらず車いすテニスの女子で大国ぶりを発揮。 そんなオランダが得意とする競技はサッカー、モータースポーツ、自転車、野球等が挙げられます。 (野球はWBCでの活躍が特に印象に残ってる方も多いと思います) 更には格闘技のリングスネットワークの設立に一役買ったりと、格闘技の多様性でも知られる強国の一角だったりします。 しかし、スポーツの多様性では、ダントツは英国。 サッカー、ゴルフ、テニスはもとよりラグビー、競馬、モータースポーツなどなど、上げていたらきりがありません。 格闘技でも「人間風車」ことビル・ロビンソン選手やカール・ゴッチ選手を生み出した「ビリー・ライレー・ジム」があったランカシャーが著名でしょう。 そして、国土が狭いことで有名なルクセンブルク。この国は純粋に自転車大国といえるでしょう。 世界一過酷と言われる自転車ロードレースの最高峰、ツール・ド・フランス制覇者を5名排出。 近年もアンディ&フランクのシュレック兄弟が活躍し、2010年にはアンディ・シュレック選手がツールを制覇しています。 そして、何よりホットなのがスイス。 サッカーではCLやEL常連のバーゼル、自転車ロードレースでは「カンチェルーラ」とも表される、ファビアン・カンチェラーラ、テニスのロジャー・フェデラー等々。幾多のスター選手を送り出しています。 そのような状況の中で他の競技の選手に影響が無いとはいえません。 「日本では著名でも本国では無名」だったり、「本国では著名だけど日本では無名」の選手も多々います。 そしてその下に「実力はあるけど資金面で問題があり活躍できない選手」も多々います。 オリンピックやパラリンピックといった晴れの舞台に立てる選手はほんの一握りです。 そういった選手への声援や支援も我々視聴者が「楽しむ」範囲で出来ていければいいのですが。 まずはご興味があるスポーツの勝敗表やトーナメント表。 出来れば選手名と一緒に国籍を調べてみると、楽しみが広がるかもしれません。