復活を目指すラファエル・ナダル
テニスの四大大会で、史上2位タイとなる14度の優勝回数を誇り、オリンピックと全ての四大大会を制覇する「キャリアゴールデンスラム」も達成した、偉大なるプロテニスプレーヤー、ラファエル・ナダル。
長年に渡って世界のトップで活躍し続けるナダルですが、その激しいプレースタイルからか故障や病気も多く、毎年のようにツアーの離脱と復帰を繰り返しています。
2014年シーズンも、その大半を欠場したナダル。2015年の頭から復帰を果たすも、シーズン最初の四大大会、全豪オープンでは、過去17連勝していたトーマス・ベルディヒにストレートで敗れ、ベスト8で姿を消しました。
優勝を狙えるコンディションでなかったことは、自他共に認めるところ。試合数も不足しており、ナダルがベルディヒ以前にトップ10選手と対戦したのは、2014年6月の全仏オープン決勝で、ノバク・ジョコビッチを破った試合にまで遡ります。
それでもこのコンディションで、ベスト8まで勝ち上がれたことに胸を張るナダル。また一歩ずつ、復活への道を歩み始めました。ナダルの半生を描いた映像
ナダルの半生を描いた、海外の携帯電話事業会社「Vivo」のCMでは、そんなナダルの幼い頃からの努力が描かれています。
サーブを打つ前にボールをつきながら、耳に髪をかける仕草は、子供の頃から変わっていません。 
そのCMがこちら。Original:Vivo
ロジャー・フェデラーと並んで、テニス界最高の選手と謳われるナダル。 レジェンドの一人、アンドレ・アガシは「フェデラーを相手に大きく勝ち越しており、ノバク・ジョコビッチやアンディ・マレーも含めた黄金世代の中で実績を上げてきた、ナダルこそが史上最高の選手」とも語ります。 2015年シーズンは始まったばかり。5月には、6連覇がかかる全仏オープンもあります。今シーズンのナダルの復活劇に、世界中のテニスファンが注目しています。 [sns]
