◇テニス全豪オープン第10日・男子シングルス準々決勝   錦織圭 3―6、4―6、6―7 スタニスラス・ワウリンカ   (2015年1月28日 メルボルン)     スポーツキャスターの松岡修造氏が28日、WOWOWで中継された全豪オープンテニス、 男子シングルス準々決勝の錦織圭VSスタニスラス・ワウリンカを解説。 ストレート負けを喫して日本男子83年ぶりのベスト4進出を逃した錦織に対し「タフなメンタルが必要」とコメントした。     錦織エ口動画      第1セットを3―6で落とした時点から   「圭のテニスが全然できていない」 「(錦織の)一番の武器は読み。誰よりも感性が鋭いのに、全部逆、 逆に行くし、いつもより動きが一歩遅い」   と指摘していた修造氏。     最後まで流れをつかめないまま錦織の敗退が決まると「相当ショックです」と肩を落とし、 「錦織に対してのリベンジ魂が出た」と昨年の全米オープン準々決勝の雪辱を果たしたワウリンカを称えた。    錦織については「1―6から挽回したことは凄い」と 第3セット土壇場のタイブレークでの粘りを認めながらも、 「タフなメンタルが絶対的に必要だと痛感した」と課題を指摘。 それでも「ここまでの選手かというと、そうではない。 グランドスラムで学ぶものは大きかった」と力説し、 「圭、凄く頑張ったっていうのだけ伝えさせてください。勝手に言ってすみませんでしたっ!!」 と熱く解説を締めくくった。