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錦織と元1位ヒューイットが激突

20141227_nishikori_k4 photo:Marianne Bevis

2014年シーズンに大躍進、世界ランク5位となり、全米オープンでも準優勝を果たした錦織圭ですが、充実したシーズンの開幕戦は、1月のブリスベン国際でした。 この大会で錦織は、順当に勝ち進んで準決勝に進出。元世界ランク1位で、地元オーストラリアのレイトン・ヒューイットと激突しました。 ヒューイットといえば、安定したストローク力、そして俊敏なフットワークが最大の武器。32歳となっても、その実力は衰えを知らず、錦織と壮絶なラリー戦を繰り広げました。

錦織がリードするも・・・

序盤、リードを奪ったのは錦織でした。 ヒューイットを打ち抜き、第1セットを7-5で先取します。 20141227_nishikori_k1 しかし、第2セットはヒューイットが反撃。 パワー勝負を避けて、うまいプレースメントで錦織を揺さぶり、最後はネットでフィニッシュ!ベテランの技を見せつけます。 20141227_nishikori_k2 第2セットを6-4で奪い返したヒューイット。試合は最終セットに突入します。 共に、世界屈指のストローカー同士が演じたこの激戦の、ハイライト映像がこちら。

Original:Brisbane International

この試合を制したのはヒューイット。最終セットを6-3で奪って、錦織を技で上回りました。 ヒューイットは続く決勝でも、ロジャー・フェデラーに勝利して、シーズン開幕戦で優勝という素晴らしい結果を残しました。

ヒューイットに未勝利の錦織

20140922_hewitt_k6 photo:flickr

錦織は、2011年のウィンブルドンでもヒューイットと対戦経験がありますが、この試合でも敗退。ヒューイットには0勝2敗と、未だ勝利がありません。 2015年シーズンも、1月4日から開幕するブリスベン国際に、出場予定の錦織とヒューイット。 もし対戦が実現した際は、熱いストローカー同士、見応えのある一戦となることは間違いありません。 [sns]