イバニセビッチとモヤの大激闘
オフシーズンに、男女の現役トップ選手たちと、往年の名選手たちが、4チームに分かれて行われる団体戦、インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)が開催されています。 そうそうたる顔ぶれが参加する、このエキシビジョンマッチで、テニス界のレジェンドの2人、ゴラン・イバニセビッチと、カルロス・モヤが激突。 時折笑いを交えつつも、互いにハイレベルなプレーを連発しました。ウインブルドン覇者、イバニセビッチ
イバニセビッチといえば、今季の全米オープン決勝で、錦織圭を破って優勝を果たした、マリン・チリッチのコーチとしても有名。 現役時代は、長身のサウスポー選手として活躍し、2001年のウィンブルドンでは、クロアチアの男子選手として史上初となる、優勝も果たしました。スペインの熱きストローカー、モヤ
対するモヤも、1998年の全仏オープンを制覇、世界ランク1位にも輝いた名選手。 サーブとボレーを得意とする、イバニセビッチとは対照的に、強力なストロークが最大の武器です。エンターテイナー、イバニセビッチ
試合は、笑いあり、スーパープレーあり! その大柄な外見から、一見、怖そうにも見えるイバニセビッチですが、性格はめちゃくちゃ陽気。 随所に笑いを織り交ぜ、観客を楽しませます! しかし、面白いだけではありません。 互いに衰えを知らぬ、ハイレベルなプレーも連発! モヤがリードした5-4のゲームでは、40-0と、モヤが3本のマッチポイントを握りますが、これをなんとイバニセビッチが全てセーブ! 大接戦となったこの試合の、ハイライト映像がこちら。Original:SportBest
最後は、イバニセビッチが大逆転で勝利を収めました。 しかし敗れたモヤも、爽やかにこの表情。 エキシビジョンマッチの魅力がぎゅっと詰まった、IPTL屈指の名勝負となりました。 [sns]