NEC車いすテニスマスターズ 其の4
ようやくITF車いすテニスも今シーズンの主要大会が終了する日。
上地選手は惜しくもも3位決定戦へ。これを期にリオどころかマスターズの決勝の連覇に燃えてくれると幸い。
そして現在、Youtubeで車いすテニスマスターズの男子決勝前の打ち合いを視聴中。
そこで、国枝選手の凄さを実感。他の選手の試合中のストロークの理由はわかる。
下半身の力が効かない車いすテニスではあるが、車椅子のスピードを使えばストロークに力が入る。
しかし、今現在見ている国枝選手のストロークは「止まったままの状態で健常者のストロークと変わらない」というレベルに見える。
もちろんプロのトップレベルと比べるとストロークのスピードは劣る。
しかし、自分が射ち合っても勝てる自信は全くない。(こちらが車いすに乗ってなくてもだ)。
というか、やっぱりトップレベルの選手のストロークであることを殊更に実感できる。
出来ればこの試合を多くの人に見てもらいたいとは思うが、放送などの問題があるのだろう。
幸いなのは、ネットとというツールを通じて、後日でも視聴できる環境が整っていることだろうか。
(今回の国枝選手の決勝は、ぜひ見てもらいたい)