なんと70年も前!に発祥したラケットスポーツが日本上陸!
初めまして、一般社団法人日本フレスコボール協会です。突然ですが皆様、「フレスコボール」というラケットスポーツをご存知でしょうか? 世界的に注目を浴びつつあるこのスポーツについて、今回はHOT SHOTから、その魅力をお伝えします。photo:Rafael Alvez on flickr
発祥は、諸説ありますが、1945年頃に地球の裏側のブラジルはリオデジャネイロのビーチで始まったとされる説が有力です。本場ブラジルでは、サッカーと並んで非常にポピュラーなスポーツで、リオに限らず、ブラジルのどこのビーチでも老若男女がこのフレスコボールを楽しんでいる姿を見かけます。今では、中南米やヨーロッパ、オーストラリアなどでも、その人気が広がっています。 そんなフレスコボールを日本でも楽しんで貰おうと、昨年設立された一般社団法人日本フレスコボール協会では、今年の4月より日本での普及、認知活動を本格化させています。協会では、先ずは、このユニークなラケットスポーツに触れて貰うため、協会主催の体験会を月1回のペースで各所で実施していく予定です。(11月は、29日に開催。)記念すべきワールドカップ第1回大会がメキシコで開催されます!
1ra COPA DEL MUNDO FRESCOBOL 2015 (1st Frescoball World Cup Chanmpionship 2015 in Mexico) 来年2015年3月21日~28日にメキシコ南東部のキンタナ・ロー州にあるプラヤ・デル・カルメン(世界的に有名なリゾート地)のビーチでフレスコボールの記念すべき第1回大会が開催されます!!photo:Mundial de Frescobol Marzo 2015
当協会にも早くからオファーがあり、世界19か国約300名の選手が参加するこの大会に、なんと!アジアから唯一日本から代表2チームがエントリーする予定です。ユニークな新感覚ビーチスポーツ
このビーチスポーツ、大きな羽子板のような木製の専用ラケット(BATと言います。)とゴム製のボールで行うスポーツで、そのルールがユニークです。photo:一般社団法人日本フレスコボール協会
普通、ラケットスポーツと言えば、ネットを介した対戦競技を思い浮かべますが、フレスコボールは、6~9メートル離れた両者の間にネットは無く、そのペアで規定時間内にいかに多くのラリーを続けられるかを競うペア競技です。photo:Edouard Brèthes on flickr
ラリー数の他、アグレッシヴな打ち返しやテクニカルな打ち返しなど、幾つかの審査項目でペア毎の採点がなされ、対ペアで得点を競い合うというユニークなルールになっています。 つまり、<相手を打ち負かすのではなく、いかにペア内のコンビネーションで協力し合えるか>が肝となるスポーツと言えますね。まさに「助け合いの心」が必要になってきます。Original:Luis Claudio
お年寄りの方の愛好者が多いのも歴史あるスポーツならでは。 「相手は敵じゃないから。」とおばあちゃん。このコメントがこのスポーツの特性をよく表わしてますね。