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錦織がジョコビッチにリベンジを許す

20141102_djokovic_k1 Original:Marianne Bevis

1日に行われた、BNPパリバ・マスターズ男子シングルス準決勝で、世界ランク7位の錦織圭が、同ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に、2-6,3-6のストレートで敗れ、決勝進出を逃しました。 錦織とジョコビッチは、今季の全米オープン準決勝以来となる、これが4度目の対戦。過去の3戦では、錦織が2勝1敗とリードしていました。 しかしこの試合では、ジョコビッチが終始安定したプレーで錦織の攻撃を凌ぎ、ミスを誘います。 また、要所では積極的にリターンを踏み込むなど、攻撃の姿勢も見せて錦織を翻弄。ジョコビッチは計4度、錦織のサービスブレイクに成功しました。 4度目の対戦は、ジョコビッチが王者の意地で、錦織に完璧なリベンジを果たしました。

決勝はジョコビッチ対ラオニッチ

20141102_raonic_k1 Original:Marianne Bevis

勝利したジョコビッチは、準決勝で世界ランク5位のトーマス・ベルディヒ(チェコ)を、フルセットの末に破った、同ランク10位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦します。 ラオニッチは錦織の一歳下の23歳で、伸び盛りの選手。準々決勝では、世界ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)を破っての勝ち上がりです。 ジョコビッチとラオニッチは、過去3度対戦経験がありますが、いずれもジョコビッチが勝利。 ラオニッチの初勝利なるか、それともジョコビッチが、錦織、ラオニッチと、世代交代を狙う若手2選手を破り、王座を守りきるか。互いのプライドがぶつかり合う、注目の決勝戦となります。 [sns]