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17歳コリッチがナダルにストレート勝ち

20141025_coric_k1 photo:Marianne Bevis

24日に行われた、スイス・インドア男子シングルス準々決勝で、世界ランク124位の17歳、ボルナ・コリッチ(クロアチア)が、大会第2シードの同ランク3位、ラファエル・ナダル(スペイン)を、6-2,7-6(4)のストレートで下し、準決勝進出を果たしました。 コリッチはこの試合、リターンゲームで強さを見せ、ナダルから3度のブレイクに成功。 17歳の新星が、プロテニス界を代表する選手から、大金星を挙げました。

コリッチの落ち着いたプレー

コリッチはナダルと相対しても、17歳とは思えない落ち着いたプレーを見せました。 ナダルといえば、長いラリー戦で強さを発揮する選手ですが、コリッチは無理して攻めようとせず、あえてナダルとじっくり打ち合います。 決して無理はしませんが、しかしボールはナダルが簡単に攻撃できないよう、深くコントロールされています! 20141025_nadal_k1 ナダルのバックを中心に攻め、隙を見てネットに出ていくコリッチ! 20141025_nadal_k6 ネットでも落ち着いています! 20141025_nadal_k3 そして最後はこのガッツポーズ! プレーは冷静ですが、ハートは熱く燃やし、ナダルに立ち向かっています! 20141025_nadal_k4 コリッチの17歳とは思えない、落ち着いたプレーがこちら。

Original:ATPWorldTour

コリッチは準決勝で、世界ランク28位のダビド・ゴフィン(ベルギー)と対戦します。 トップ選手を次々と撃破する17歳、コリッチの快進撃が止まりません。

試合後、ナダルは虫垂炎の手術を選択

20141025_nadal_k6 photo:Marianne Bevis

一方、敗れたナダルは試合後に、今月の頭から苦しめられてきた虫垂炎の手術を、11月に行うことを発表。 今季の残りの試合は、欠場するとのことです。 今季は全豪オープンで準優勝、全仏オープンで優勝と、好調な滑り出しを見せたものの、後半は手首の故障や、今回の虫垂炎などで、欠場を余儀なくされることも多くなりました。 過去にも故障から復活してきたナダル。来季の活躍に期待です。 [sns]