ウィンブルドンも終了して最新のATPレースランキングが発表になりました。ウィンブルドン準優勝のラオニッチは一気に3位に浮上し、ツアーファイナル進出射程圏に入ったといえると思います。錦織は変わらず5位ですが、9位のフェデラーまで800ポイントほどと全く気の抜けない状況です。また、ウィンブルドン優勝によってマレーのファイナル進出が確定しました。 さて、月曜日から始まっているハンブルクは1Rが終了しました。シードでは、シャルディー、ズベレフ、ペールが敗れました。ズベレフの敗退は意外ですが、ウィンブルドンの疲労やサーフェスの違いなどが影響したのでしょうかね。ペールはまたもや早期敗退です。シャルディーは、うーんという感じです。クレーは決して苦手な選手ではないと思うのですが、相手が悪かったのでしょうか。 2Rドローです。 コールシュライバー対キッカー オリボ対ゴンザレス クエバス対モンテイロ マチュー対アルマグロ ガルシア・ロペス対ゼムリャ ロベール対セルバンテス クリザン対べセルス メドイデフ対ヒメノトラベル アルマグロはマチューに過去1勝3敗と分が悪いですが、マチューはここのところ早期敗退が目立つので、今回はアルマグロが勝ちそうです。コールシュライバー、ガルシア・ロペスは問題なく勝ち上がってきそうです。クリザンはフルセットを制して2R進出です。今年は怪我に悩まされています。それでもウィンブルドン前のチャレンジャーの大会(クレー)ではSFまでいきました。相手はべセルスで17歳の選手ですから、いつも通りのプレーをすればまず負けないと思います。サウスポーで非常に魅力あるプレーをする選手なので、今大会頑張ってほしいです。 そして錦織が正式にオリンピック出場を宣言しました。脇腹の状態も回復に向かっているとのことです。来週にアメリカに帰って調整するようです。トロントにも出場するという口ぶりでしたが、無理はしないでほしいですね。仮にトロントを欠場しても昨年欠場したシンシナティがあるので、挽回は可能に思えます。もちろん両方とも参戦してくれるほうがファンとしては楽しみですが。 次回はハンブルクQFの展望を考えます。