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大学テニスの大舞台、王座が開幕

22日に開会式を迎える、平成26年度全日本大学対抗王座決定試合。 今年も全国の地方リーグを勝ち抜いた大学による、日本一をかけた熱いトーナメントが開幕します。 今回は、王座開幕直前、今年の男子注目校をご紹介します。 出場校は以下の通り。 北海学園大学、東北大学、信州大学、早稲田大学、慶應義塾大学、愛知学院大学、関西大学、関西学院大学、松山大学、鹿屋体育大学

10連覇を狙う王者・早稲田大

20141021_okamura_k1 photo:クローバー ▲インカレで準優勝を果たした岡村(早稲田大4年)

9連覇中の絶対王者、早稲田大が今年も大本命。例年通り、関東リーグを全勝して、王座に乗り込みます。 メンバーには、インカレ準優勝の岡村一成(早稲田大4年)を筆頭に、インカレベスト4の今井慎太郎(早稲田大3年)、インカレ室内優勝の大城光(早稲田大4年)など、学生テニス界のトップ選手たちが名を連ねます。 ダブルスでもインカレで優勝、準優勝を獲得した早稲田。常勝軍団、今年も死角がありません。

個人戦で好成績を残した慶應大

20140826_kondo_k1 提供:慶應義塾體育會庭球部 ▲インカレで優勝を果たした近藤(慶應大4年)

今年、早稲田の連覇を止める大きなチャンスを迎えているのが、インカレ覇者の近藤大基(慶應大4年)を擁する慶應大。 慶應は今年のインカレのベスト16に、全大学中最多となる4人が進出するなど、絶対的エースの近藤以外にも、有力選手が揃っています。 関東リーグでは、早稲田に敗れるも肉薄。エースの近藤は、シングルスで全勝を達成しました。 今年は早稲田と慶應、どちらが勝ってもおかしくない程、戦力が拮抗しています。

関西リーグで圧倒的な強さを見せた関西大

20141021_morita_k1 photo:クローバー ▲関西王者の関西大を引っ張る森田(関西大4年)

関西リーグで圧倒的な強さを見せ、全勝で優勝を果たした関西大は、対関東勢の最有力候補でしょう。 特に、絶対的エースの森田直樹(関西大4年)と、中村侑平(関西大2年)の実力は、学生の中ではトップクラス。どの選手と当たっても、勝ち星を狙える存在です。

団体戦特有の熱気が波乱に繋がる

インカレで好成績を残した選手が多い、関東勢に注目が集まりますが、団体戦は個人戦とはまた別物。 全てのチームが、学生テニス最大の目標である王座優勝を狙って、一年間必死に練習を重ねてきており、勝負は何が起こるか分かりません。 そして、今大会を最後に4年生は引退。プロや実業団に進まない選手にとっては、この王座がテニス人生の集大成となります。 個人戦で力を見せた関東、関西勢が勝ち上がるのか、他の地方の大学が、団結力で波乱を起こすのか。 全ては、この日のために。 [sns]