どうもみなさんこんばんは、お久しぶりです。中間テストのために更新できておりませんでした、すみませんm(_ _)m 今週開催の上海マスターズ。大きな波乱の連続でした。 まずはトップハーフから ①ジョコビッチゾーン 大本命の【1】ジョコビッチは当然の如く勝ち上がってきました。先週の北京でも圧勝を収めていて絶好調かと思っていましたが、やはり強い。波乱などジョコビッチには関係ありませんでした。 反対側の【5】フェレールは2週連続で早期敗退(もっと言えば全米も早期敗退。)するなど、不安を抱きながらの参戦でした。初戦でも絶好調のクリザン相手にSFMを与えてしまいますが、ここをなんとか凌いでの初戦突破でした。 その後は今大会最初のビッグマッチ、【11】マレーとの試合となります。 マレーは先週と先々週を良い感じで過ごし、状態は上向き。第1セット、フェレールを圧倒してこのままマレーの流れかと思われました。しかし、連戦の疲れが出たのか、マレーがトーンダウン。その隙をフェレールが突いて、棚ぼた的な勝利となりました。 ジョコビッチにこそ敗れたものの(今のジョコビッチに敗れるのは仕方ないことです。)、ここで負けるとロンドンへ向けて、フェレール的にはなかなか厳しいところでしたが、なんとか踏みとどまることに成功しました。 ②フェデラーゾーン 久々の年間王者を狙うフェデラー。ジョコビッチを倒して波に乗りたいところでしたが、いきなり初戦、マイヤーに苦戦。マッチポイントを幾度ととなく握られますが、さすがはフェデラー。相手の硬さも利用して痺れる勝利でした。その後は調子を上げたようで、ベネトー相手のQF、第2セットは6-0。これは次のジョコビッチ戦が楽しみになってきました。 その反対側は大波乱。ロンドンが苦しくなってきた【10】ディミトロフ、そして我らが【7】錦織圭ともに2回戦で敗れました。2人ともが敗れるというのは本当に予想外でした。特に錦織は怪我の影響が大きそうです。これから迎えるシーズンの正念場を無事に乗り越えられるでしょうか? ③ワウリンカゾーン 最近イマイチだった【4】ワウリンカ。伊藤竜馬戦でも苛立ちを隠せない様子でプレーしてましたが、今回の初戦はさらにイライラするであろうシモン。案の定、態度にこそあまりだしませんが、内心はかなりいらだっていたのでしょう。1-2での惜敗劇となりました。また、全米チャンピオン【9】チリッチも初戦敗退するなど(チリッチはだいじょうでしょうか)、ベルディヒにとってはロンドン確定への大チャンスとなり、絶対に負けられないところでした。しかし、またしても甘くないのがATP。QFにてシモンに敗れてしまいました。シモンは今大会、かなりキツいドローに思えましたが、しっかりと自分のプレーを貫きました。 ④ナダルゾーン 【2】ナダルは虫垂炎をおしての出場となり、やはり初戦敗退。早く病気が治ることを祈るばかりです。 ナダルの敗退は仕方ないとして、驚くべきは【8】ラオニッチの敗退。ラオニッチは元々下位者への負けが少ない選手ですが、余程疲労がたまっていたのでしょう。無念のリタイアとなりました。ラオニッチにしろ錦織にしろ、ここ最近の活躍が目立つ選手。しっかりと疲労を抜いて終盤戦に繋げたいところです。 結局、ここのブロックを勝ち抜いたのは初戦でナダルを倒したロペス。明日のシモン戦ではどれだけ粘れるでしょうか。 シード選手でベスト8まで勝ち残れたのは、 【1】ジョコビッチ 【3】フェデラー 【5】フェレール 【6】ベルディヒ のわずかに4人という散々な大会となってしまった上海マスターズ。ジョコビッチか、それともフェデラーか、大穴のシモン、ロペスか、現時点ではジョコビッチ有利ですが、ジョコビッチも2週連続の大会終盤までの勝ち残りです。フェデラーは先週は休みでした。そんなことを考慮すると、誰にでもチャンスはあると思います。 残り試合が少なくなる中、錦織は如何に体力を温存しながら、8位以内をキープしていくのか、が鍵になってきそうです。 では次の記事でランキング試算を行います。