まず、昨日の伊藤のワウリンカからの大金星、西岡のアジア杯優勝、本当におめでとうございます。 これで100位以内復帰が確定している伊藤。来年1月の全豪本選ダイレクトインも見えてきました。 でも本当に難しいのは大金星を挙げた後の試合。(現に第2シードのフェレールをやぶったグラノイエルスは今日2回戦負けています) 今日も試合があるので頑張ってほしいと思います。 あともし今日勝利後インタビューうけることがあったら今日は「本当に」の数少し減らしてくださいお願いします(笑) 昨日のwowowのインタビューで口癖なのか、「本当に」言いまくってたので(笑) さてさて、今日の本題はこちら。 RAKUTEN JAPAN OPEN TENNIS CHAMPIONSHIPS, Tokyo, Japan (4)K Nishikori defeats I Dodig 63 64 最初の4ゲームを見逃してしまって途中からみたのですが、圧勝でしたね。 素直に喜んでいい素晴らしい勝利だと思います。 ワウリンカ(1)、フェレール(2)、ツォンガ(5)、バウティスタアグー(6)、ドルゴポロフ(8) ※()内はシード順位 が敗退する大荒れの大会の中、ノーシードの中でも強敵といえるドディグをきっちりストレートで退けたのはさすがです。 苦戦したマレーシアの準決勝、決勝と違い、本当に素晴らしいプレーでした。スーパープレーも連発。観てて本当に本当に楽しい試合でした。 こんな時は堅苦しく分析なんかしないで、思ったことを徒然なるままに書いていこうと思います。 ・今日最もよかったのはサーブ。190キロ代を連発しているのにも関わらず、81%という高確率で1stサーブを成功。僕が観戦したことのある錦織の試合で1st確率が80%を超えるのは初めてです。(錦織は普通60%前後です。)「過去最高のサービスだった」といっても過言ではないでしょう。 ・ドディグも実に素晴らしいプレー。ピンチではサーブで、リターンがうまい錦織からエースをかなりとってましたし、錦織の振り回しに対して必死にくらいつき、時にはライジングで強打したり、時に鋭いパッシングを放っていたりしました。 「これが楽天オープン準決勝」といわれてもすんなりくるレベルでした。 ・観戦途中で錦織のアベレージストロークスピードが127キロってでてきたんだけどめっちゃ速い。速すぎる。しかもこれでしっかりスピンもかかってるんだから相手にしちゃたまったもんじゃない。 ・セカンドセットのブレイクされた1回は、ネットインなどの不運もあったので気にする必要はないでしょう。その後の圧巻のプレーに拍手。 ・セカンドセット途中からドディグできるのがチャレンジとサーブだけ状態。 そして、ついには3つあったチャレンジ権もゼロに。錦織4-3のゲームでは、逆ついて転ばされるわ、際どい錦織サーブにチャレンジもできないわでかわいそうでした(笑) ・でもチャレンジたくさんする選手個人的には好きです。マレーとかもたくさんチャレンジしてたくさんミスってるイメージ。選手の性格がでそう。錦織はあんまりしないですね。全米オープンを現地で今年観戦したときに思ったのですが、観戦しているとチャレンジはテレビの前の何倍も盛り上がります。今日有明に行かれた方もそう感じたことでしょう。 ・すごくどうでもいいですが、セカンドセットのドディグのチャレンジ権がちょうど残り1個でボレーのチャレンジをした時。錦織の鬼パッシングに必死に反応して打ったドロップボレー気味のボレーのチャレンジ時のリプレイ映像が軌道が短くてすごくしょぼく感じました(笑) ・最後はドディグも汗をたくさん流し疲労の色が濃いようにみえましたが、3-5でサービスゲームをキープしたのはすごく立派だし、素晴らしいプレーヤーだと思いました。やめて、もうドディグのチャレンジ権は0よ!やめて、もうドディグのライフも0よ!状態かと思ったのに。 ・改めて、対戦相手にしてみれば錦織は脅威のかたまりだと思いました。 いいサーブ打っても錦織リターン返してくるし、 開き直って強打しても予測力が強い錦織は追いついてスーパーライジングで強打し返してくるから自分がつらくなるし、 じゃあ粘って粘って拾いまくろうと思っても錦織のコースは本当に正確で振り回されまくるし、 必死で必死でひろいまくってたら急にドロップくるし、、、 錦織、正直強すぎです。 (追記) 一昨日の記事に対して1000以上の支持をいただいことを御礼申しあげます。記事ランキングも一昨日1位をいただいたようで、恐縮しております。 今後とも、いいと思った記事には支持を、微妙だなと思った記事には何もしないでいただけると嬉しいです(笑) よろしくお願いします。