第1シードの錦織は初戦でラムと対戦

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▲準優勝した全米オープンぶりの試合となる錦織

22日から開催されている、マレーシアオープン男子シングルスに、大会第1シードで2回戦から出場する、世界ランク8位の錦織圭の初戦の相手が、同ランク150位のレシーブ・ラム(アメリカ)に決定しました。

ラムは1回戦で、主催者推薦で出場のオマール・ジェシカ(オーストラリア)に、4-6,7-5,6-3のフルセットで勝利。

193センチの長身プレーヤーで、今年の5月にはキムチョンのチャレンジャーで杉田祐一と、同月の釜山チャレンジャーでは内山靖崇と対戦し、それぞれに敗れています。

錦織と添田の日本人対決の可能性も

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▲昨年9月以来のATPツアー本戦勝利を果たした添田

また、1回戦に登場した世界ランク109位の添田豪は、同ランク441位で、予選を勝ち上がった竹内研人との日本人対決を、6-2,6-1で制して2回戦に進出しました。

添田は2回戦で、世界ランク51位で、今季のウィンブルドンではラファエル・ナダル(スペイン)を破ってベスト8に進出した注目の19歳、ニック・キルジオス(オーストラリア)と、同ランク78位のマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)の勝者と対戦します。

錦織、添田とも2回戦を勝ち上がった場合は、3回戦で対戦が実現します。

好調のソウサvs第2シードのグルビスに注目

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▲直前の大会で準優勝し、勢いに乗るソウサ

今大会注目の選手は、直前のモーゼル・オープンで準優勝を果たした、世界ランク36位のジョアン・ソウサ(ポルトガル)。

モーゼル・オープンで、全米オープンでベスト8にも入った、ガエル・モンフィス(フランス)など強豪たちを撃破した勢いそのままに、今大会に乗り込みます。

そしてシード勢が順当に勝ち上がった場合、ソウサは3回戦で、大会第2シードの世界ランク13位、エルネスツ・グルビス(ラトビア)とぶつかります。

優勝候補の一人であるグルビスと、好調のソウサが激突した場合、注目の一戦となりそうです。

また、今大会は世界ランク160位の守屋宏紀も本戦を戦いましたが、1回戦でイワン・ドディグ(クロアチア)に7-6(6),6-1で敗れています。