史上最高の選手、ロジャー・フェデラー
数々の偉業を成し遂げ、史上最高のテニス選手と謳われる、ロジャー・フェデラー。そのお手本のように美しいプレーは「テニスの教本」とも言われています。
今回はそんなフェデラーが、2014年の全豪オープン2回戦、ブラス・カブチッチとの試合で見せた、圧倒的な強さが際立つプレーをご紹介します!
カブチッチがこの試合一番のプレーを見せるも…。
フェデラーの強さはカブチッチも分かりきっています。必死に食らいついて、ワンチャンスを狙うしかありません。
そしてついに、フェデラーが前に出てきたところで、カブチッチが完璧なパッシングショットをお見舞い!
これは決まったか!!…に思われましたが、フェデラーがスーパーキャッチ!さすがは王者、簡単にはポイントが獲れません。
しかし反対サイドにはポッカリ空いたオープンコートが!
今度こそと言わんばかりに、決めにいくカブチッチですが、またもフェデラーが素晴らしいディフェンスを見せます!
それなら、ラリーの展開から、フェデラーの逆をつくダウンザラインはどうだ!
…また決まらない!!
しかしラリーはカブチッチ優位!
これでどうだ!!さすがに決まるだろ!!と、逆サイドにもう一発、強打を放つと…
今度はものすごい角度に、フェデラーのカウンターが返ってきました!!
動画はこちら。
Original:ESPN
苦笑いのカブチッチ
カブチッチも「ありえないだろう、一体どうすればいいんだ」と言わんばかりのこの表情。
それもそのはず。普通の選手なら、3ポイントくらい獲れていたんじゃないかと思わせるほど、カブチッチは何度も素晴らしいショットを放ちました。
しかし、そのすべてを跳ね返し、逆襲するフェデラーが、あまりにすごすぎます…。