ATPファイナルズの行方 ロレックス・パリ・マスターズ2017
今季最終戦(F除く)であるロレックス・パリ・マスターズが既に開催されています。例年この最終戦は各選手の目標を決する舞台となります。いくつかの注目点がありますが、今季NO1争いは確定的です。フェデラーの欠場によります。シード32争いについては杉田が初戦敗退により我々の期待は終了しました。最大の注目点は残すところ2枠のATPファイナルズ出場権でしょう。
8.ゴファン :2885
9.カレノブスタ:2605
11.クエリー :2525
12.アンダーソン:2470
13.デルポトロ :2415
14.ツォンガ :2310
16.プイユ :2145
なんと、カレノブスタが初戦のマユ戦で敗退です。全米後は全く元気がありません。そして、クエリーも初戦のクライノビッチに敗退で既に脱落です。初戦から波乱です。
ゴファンの初戦の相手はマナリノです。難敵です。しかし対戦成績はゴファンの3戦全勝です。
アンダーソンの初戦の相手は1回戦ルブレフを破り勝ち上がってきたベルダスコ、アンダーソンの3勝4敗です。今季は1勝1敗、縺れることが予想されます。
デルポトロの初戦の相手はソウザ、2回の対戦はデルポトロがいずれも勝利しています。
ツォンガの初戦の相手はベネトーです。ツォンガの6勝4敗です。
プイユの初戦の相手はロペス、プイユの2勝1敗です。
アンダーソンはQF以上、デルポトロとツォンガばSF以上、プイユは決勝進出が必要になります。このままカレノブスタが逃げ切ることもあります。
アンダーソンはベルダスコに勝利すると、順当にいくと元気のないティエムです。6回対戦してアンダーソンは無敗と得意としています。
デルポトロは順当にいくと3回戦はA・ズベレフ、QFはディミトロフ、SFはナダルと厳しドローです。
ツォンガは3回戦はゴファン、QFはチリッチ、SFはティエムです。
ゴファンですが、ほぼ間違いないとは思うのですが、まさかまさかデルポトロとツォンガの決勝なんてカードはないと思うのですが、ここはマスターズ大会初制覇を目指すくらいの覚悟で臨んで欲しいと思います。今季当初は好調でしたが、ナダル戦の判定ミス、全仏の怪我と不運でしたが、ここまで辿りつきました。更に上を期待します。
キャリア通算20勝目をあげた29歳のデルポトロが未だ届かぬタイトルがあります。マスターズ大会の初制覇です。決勝進出は錦織同様に3回あります。確実に狙っているはずです。
もつ一人、確実に優勝を狙う選手がいます。ナダルです。ジョコビッチとならぶマスターズ大会優勝30回です。上海MS決勝ではフェデラーに阻止されました。ここで、単独首位としたいところです。
ということで、あと2枠の予想は、ゴファンとアンダーソンが有力でしょう。次にデルポトロ。
2回戦の結果を待ちましょう。荒れそうな予感もします。