こんばんは。 ファイナルを除き 通常のツアーで言えば今週でシーズンも終了。 最後を飾るパリMS、コートこんな色だったっけな? とりあえず先週の結果から見ていくと ウィーン500  W プイユ  F ツォンガ SF エドムンド、コールシュライバー バーゼル500  W フェデラー  F デルポトロ SF ゴファン、チリッチ 比較的波乱となったウィーンに対して バーゼルはミーシャ以外全員がシードを守り極めて順当な決着に。 ウィーンはほとんど観られていないので何とも言えないが バーゼルではQFから腰が辛そうだった デルポトロがフェデラーをあと少しまで追い詰め相変わらず元気。 決勝もチャンスはあった試合だけに悔しいが 逆転でのファイナル参戦が見えつつある。 気になったのはチリッチに敗れた フーチョビッチでそこまで新鋭という年齢ではないが 手堅いが力強いテニスが光った。 このプレーが継続できればすぐにでもTOP50ぐらいまでは来られそう。 ちなみにCHでも ユーズニーが2週続けて優勝したり 相変わらずティティパスが好調だったりといろいろ。 ティティパスはクズネツォフ、シャルディも倒し本当に力をつけている。 簡単にランキングを見ておくと  4位 Aズベレフ   +1   5位 チリッチ    -1 13位 クエリー    +1 キャリアハイ 18位 プイユ     +7 500初タイトル 25位 シュワルツマン +1 キャリアハイ といったあたりに変動があったが 次のランキングでマレー、ジョコビッチのTOP10落ちもあり まぁそこのほうが変動は圧倒的に多いだろう。 フェデラーはファイナル全勝でナダル次第となるが 一応まだ年末1位の可能性をごくごくわずかに残している。 下からの突き上げ次第だが Aズベレフも次回で初のTOP3入りが間近。 ティーム、ディミトロフも次回キャリアハイが濃厚。 クエリーもキャリアハイ再更新の可能性が高く TOP10フィニッシュまである。ファイナルへの望みも十分残している。勝負のパリ。 というわけでファイナルへの最終便パリのドローを。  1ナダル  Mズベレフ  チョン  クエバス  ハチャノフ 15ラモスビノラス 10クエリー   クライノビッチ   杉田   ポスピシル   マウ  8カレーニョブスタ  4Aズベレフ   ジョンソン   ハーセ   ソウザ   ロレンツィ 13デルポトロ  9イズナー   シュワルツマン   トロイツキ   ガスケ   ペール  6ディミトロフ ここからボトムハーフ  7ゴファン   マナリノ   フェレール   ベネトー   シャポバロフ 11ツォンガ 14アグート   シモン   シャルディ   シュトルフ   チョリッチ  3チリッチ  5ティーム   ハリソン   ゴヨブチック   ベルダスコ   ルブレフ 12アンダーソン 16ソック   エドムンド   ドンスコイ   エルベール   Fロペス 17プイユ シードは全員2Rからで フェデラーが直前に大会回避で プイユが第17シードとして一番下に入ってきた。 ファイナルの可能性としてはおそらくシュワルツマンまで。 10人以上に可能性が残されているとんでもない大混戦。 現在ボーダーのカレーニョブスタは ここのところ調子が上がらない上に 対抗シードにクエリーを引き、まずはここが鍵となるだろう。 現在実質7位のゴファンはここから二人に交わされる可能性は低いが 対抗シードは目下好調のツォンガだし、初戦も同じく勢いのあるマナリノの可能性が高い。 安心はできないところか。 最低でもFが必要なプイユがここに入ったことも不気味。 昨年Fのイズナーも大逆転がなくはない。 SFが必要なのがデルポトロ、ツォンガという ファイナルの経験も豊富で好調な二人なのも実に面白い。 さて再来週の今頃ロンドンに居るのは誰になるだろうか。 レベルが低い争いという声が多い気がするが パリMSでノーシードの選手に ファイナルの可能性があるシーズン最終盤を誰が予想しただろうか? こんなシーズンもあっていいと思う。