フレンチオープンが終わりしばしの休憩に入りました。
次のハレまではここから1週間ちょっとあるのでなるべく休みながら次の芝のシーズンまで調整です。

今回のクレーシーズンはいつもより体感少し長く感じました。
最初のバルセロナは手首の怪我があり会場まで行ったもののキャンセルしてアメリカに帰ってきました。
これが精神的にショックだったのもあり長く感じた原因かもしれません。
ヨーロッパまで行って数日で帰ってくるのは出れないショックも合わすと結構大変でした。

それからはアメリカに戻って、テニスをせず治療だけに専念する日々が続いてました。
そのおかげも少しずつですが良くなってきました。
完全に痛みが消えたのはフレンチが始まったぐらいでしたね。
ずっと消えないのかなーっていう不安は常にあったので徐々に消えてくれた時は胸のつっかりが取れて安心しました。

あと今回は久しぶりだったのがグランドスラムの前哨戦に出たことですね。
マドリード、パリと思うように結果が出なくて試合数もこなせてなかったので
体力的なことでリスクはありましたがジュネーブに出てみました。
結果はすごく良かったと思います。
もちろん優勝できてればそれ以上なかったですがベスト4まで進んでいい試合をいくつかできて感覚が戻ってきてました。


このいい感触を持ってフレンチでもプレーできました。
1回戦こそは相手の勢いと自分に固さがありましたが少しずつプレーの質も上がっていったと思います。
一番つらかったのは3回戦のチョン戦でした。
体が思うように動かなくなって4セット目の0−3で中断して次の日に順延したんですがこれがなかったら本当に厳しかったので雨に助けられた一戦でした。
ベルダスコには正直どうやって勝ったのか覚えていません。笑
そのぐらい死にものぐるいで戦ってたのかなって感じです。

マレー戦は出だしすごく落ち着いてプレーできていて集中できてました。
集中しすぎてる時ってたまに寒気というか悪寒がきた、みたいな感覚があるんですがそんな感じでした。
しかし2セット目少しミスが相次いでブレークされてしまったぐらいから少しずつ焦りが出てきたり
彼のプレーの質が上がってきて少しずつ浅くなったボールを叩かれはじめました。
悔やむポイントとしては3セット目のタイブレークでしたね。
あそこでもう一踏ん張りできてればそのまま流れに乗れてたかもしれません。
反省点はたくさんありますがテニスに自信が戻ってきたのは感じてるのですごく収穫のあったフレンチでした。

やっと感覚が良くなってきたのでもう1大会ぐらいクレーで戦いたかったという思いがありますが次は芝です。
毎年芝でのプレーは最初は模索しながらのなのでウィンブルドンまでにはいい感覚で望めるようにしたいです!!