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錦織が5本のマッチポイントを凌いで逆転勝利

31日に行われたマスターズ大会、マイアミ・オープン男子シングルスの準々決勝で、世界ランク6位の錦織圭が、同ランク16位のガエル・モンフィス(フランス)に、4-6,6-3,7-6(3)のフルセットの末に勝利して、2年ぶりのベスト4進出を果たしました。

長年、身体能力はテニス界トップクラスと称されながら、結果には波があったモンフィスですが、今季は全豪オープンでのベスト8から始まって好調をキープ。先のマスターズでもベスト8入りを果たし、勢いに乗って今大会も勝ち上がってきました。

錦織も序盤から苦戦を強いられ、第1セットを落とすと、第2セットを取り返すも、最終セットでは5本のマッチポイントを握られて、崖っぷちに立たされました。

しかしここで引かずに攻めきった錦織、マッチポイントを全てセーブしてタイブレークに突入。

最後は、およそ2時間半に渡って灼熱のコート上で、前後左右に振り回し続けた「ショットメイカー」のボディブローが効いてきたのか、ギアの上がらないモンフィスから一気に7ポイントを奪いきり、見事な大逆転勝利を収めました。

この試合のハイライト映像がこちら。


Original:ATPWorldTour

錦織は準決勝で、世界ランク26位のニック・キリオス(オーストラリア)と対戦します。

問題発言やマナーに反した行動で話題に上ることも多いキリオスですが、その才能は誰しもが認める期待の20歳。

今や若手を受け止める立場となった錦織が、決勝進出を狙ってキリオスを迎え撃ちます。

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