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大激戦続きの4回戦をハイライト映像で観る

開催中のマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子シングルスは16日に4回戦が行われ、世界ランク6位の錦織圭らトップ選手たちが大激戦を演じました。

この日の試合を、ハイライトで振り返ります。

ワウリンカが犯したまさかのミス

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最初に登場したのは、大会第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)。

第12シードのダビド・ゴフィン(ベルギー)との一戦は、互いに一歩も譲らず、最終セットタイブレークにもつれこみました。

迎えたタイブレーク5-5で、ワウリンカに上がったネット前でのチャンスボール。決めれば自身のマッチポイントという場面で、なんとワウリンカがこのショットをミス!

続くポイントをゴフィンが奪って、6-3,5-7,7-6(5)のフルセットの末に、ワウリンカから初勝利を挙げました。

快進撃の18歳ズベレフvsナダル戦でも・・・

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同じような場面が、別の試合でも・・・。

大会第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)が相対したのは、快進撃を続ける18歳のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)。

ズベレフはノーシードながら、イワン・ドディグ(クロアチア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、ジル・シモン(フランス)ら、世界の名だたるトップ選手たちを次々と破っての勝ち上がりでした。

この試合でも、ナダルを相手に第1セットを先取。第2セットは奪われるも、最終セットでは再びリードを奪って、5-3でマッチポイントを迎えました。

しかし金星目前、ネット前に上がったチャンスボールをまさかのミス!

このミスを見逃さなかったナダルが巻き返しを見せ、6(8)-7,6-0,7-5でズベレフを破り、準々決勝進出を果たしました。

マッチポイントを凌いだ錦織が初の8強入り

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コントロールが難しい特徴的なボールと気候に加え、高く不規則にバウンドするサーフェス。

第2シードのアンディ・マレー(イギリス)が3回戦で敗れるなど、ラリー主体の選手たちがことごとく苦しめられてきた今大会。錦織もこの地では過去、ベスト16が最高成績でした。

更にこの日の相手は、この環境を最も得意とするビッグサーバー、ジョン・イズナー(アメリカ)。

ランクは下とはいえ、イズナー有利の前評判でしたが、コート上では錦織が圧巻の勝負強さを見せました。

第1セットを成す術無く落とした錦織でしたが、第2セットを奪い返すと、最終セットではマッチポイントを凌いで、1-6,7-6(2),7-6(5)で見事な逆転勝利。

自身初のベスト8進出、ナダルとの準々決勝に駒を進めました。

この日の大会を振り返る、ハイライト映像がこちら。


Original:ATPWorldTour

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