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photo:mirsasha
錦織がクエリーに逆転勝利で4連覇に王手
14日に行われたメンフィス・オープン男子シングルス準決勝で、世界ランク7位の錦織圭が、同ランク58位のサム・クエリー(アメリカ)に、3-6,6-3,6-3のフルセットで勝利して決勝進出を果たしました。
同大会3連覇中の錦織は、昨年の準決勝でも対戦し、フルセットにもつれたクエリーにまたも先行を許す展開となりましたが、第2セット以降は主導権を握り続けて逆転。史上初の4連覇に王手をかけました。
決勝の相手は元ジュニアチャンピオンで、快進撃を続ける18歳のテイラー・フリッツ(アメリカ)。
世界ランクは145位で、今大会は主催者推薦での出場ながら、同ランク29位のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を筆頭に、並みいる強敵たちを倒しての勝ち上がりです。
18歳といえば、錦織のATPツアー初優勝も同じ歳。同年には全米オープンで、当時世界ランク4位のダビド・フェレール(スペイン)を破るなど、一躍その名を世界中に轟かせました。
今やトップ10選手として、躍進する10代選手を受け止める立場となった錦織。勢いに乗るフリッツと、史上初の4連覇を狙う錦織の決勝は、どちらが勝利しても世界中のテニスファンの大きなトピックとなります。
ATPがフリッツを特集した映像がこちら。
Original:ATPWorldTour
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