1月18日に開幕する全豪OPまで、あと数日に迫っています。2016年・最初の四大大会ということもあり、楽しみな大会になります。また、五輪イヤーでもある今年ですが、今季ツアーを占う上でも興味深い大会になります。                                                全豪OPのシードが発表されて、錦織は第7シードとなりました。錦織よりも上のシードは、ジョコビッチ、マレー、フェデラー、ワウリンカ、ナダル、ベルディヒの順になっています。                                            去年はワウリンカに敗れてベスト8だった錦織にとっては、ベスト4以上を目標にする大会となると思います。                                           ただ、最近の錦織はやや精彩を欠いているというか、調子が芳しくない印象を受けます。                                           直近4大会の試合結果 上海ロレックス・マスターズ2015:1勝1敗 2回戦でキリオスに勝利、3回戦でK・アンダーソンに敗退 パリ・マスターズ2015:1勝1敗 2回戦でJ・シャーディに勝利、3回戦でR・ガスケに敗退 ツアー・ファイナル2015:1勝2敗 ベルディヒに勝利、ジョコビッチ、フェデラーに敗退 ブリスベン国際2016:1勝1敗 2回戦でククシュキンに勝利、準々決勝でB・トミックに敗退                                           …となっています。マスターズやファイナルなど、強豪選手と当たる大会が多ということもありますが、勝ち星が伸ばせていない状況となっています。 特に2016年のブリスベン国際では、負けたことのなかったトミックに敗退するなど、昨年の良い時と比べると勢いに物足りなさがあります。この試合では、気持ちや体が先に行き、ショットでミスが出ている印象を受けました。 また、ブリスベン国際後に出場しているクーヨンクラシック(エキシビジョン)では、301位のO・ジャシカ(18歳)に1セット取られるなど苦戦しています。                                             このような中で迎える全豪OPとなりますが、錦織はどのようなプレーを見せるのでしょうか!? あとは、ドローでどのような組み合わせになるのかも、注目となります。