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上海マスターズ、出揃ったベスト4
アジアを舞台に行われる連戦「アジアンスウィング」最後の大舞台、上海マスターズも、いよいよベスト4が出揃いました。
前年王者のロジャー・フェデラー(スイス)と、第7シードのダビド・フェレール(スペイン)がまさかの初戦敗退を喫するなど、大会序盤に波乱はあったものの、ベスト4にはテニス界「BIG4」のうち、フェデラー以外の3人が残り、お馴染みの顔ぶれで王座を奪い合うこととなりました。
ツォンガが錦織撃破のアンダーソンとの接戦制す
「BIG4」以外から唯一勝ち残ったのは、第16シードのジョー＝ウィルフリード・ツォンガ(フランス)。
3回戦で錦織を破ったケビン・アンダーソン(南アフリカ)に、7-6(6),5-7,6-4の大接戦の末に勝利して、見事ベスト4進出を果たしました。
ナダルがワウリンカに3ゲーム完勝
準決勝でツォンガと相対するのは、第8シードのラファエル・ナダル(スペイン)。
前週の楽天ジャパン・オープンを制した、第4シードのスタン・ワウリンカ(スイス)に6-2,6-1、わずか3ゲームしか与えない完璧な試合運びで、勝利を収めました。
粘るトミックを振り切った王者ジョコビッチ
優勝候補筆頭、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、ベスト8で唯一ノーシードから勝ち上がってきたバーナード・トミック(オーストラリア)と激突。
第1セットは両者譲らずタイブレークの接戦となりましたが、ジョコビッチが競り勝つと、第2セットは一気に押し切り。
7-6(6),6-1のストレートで勝利して準決勝進出、全米オープンから負け無しの15連勝としました。
マレーがベルディヒに快勝でジョコビッチ戦へ
圧倒的な強さを見せるジョコビッチに挑むのは、同じく「BIG4」の一角、アンディ・マレー(イギリス)。
準々決勝では、第5シードのトーマス・ベルディヒ(チェコ)に6-1,6-3で快勝し、こちらも好調。
ジョコビッチを相手にどのようなプレーを見せるのか、注目です。
上海マスターズ準々決勝全試合の、ハイライト映像がこちら。
Original:ATP
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