こんばんは!最近週1程度の更新となってしまい申し訳ありません。色々ばたばたしていたのですが、少し落ち着いてきたので上海からはある程度更新できるかと思います。結局楽天、北京に関しても先週と同じようにざっと振り返りで終わりになりますが、ご了承ください・・m(__)m 振り返り後、ランキングを見ていくという形にします。上海のドロー概観につきましては、ベスト32が出揃ってからにしたいと思います。 それとアクセス数が300万を超えました・・!見て下さってる方本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。 楽天の決勝はワウリンカとペールの親友対決となりました。ペールは準決勝で錦織を破り、弾みをつけて決勝に進みましたが、この日は精彩を少し欠きました。それもそのはず、ペールはアキレス腱を痛めていたらしく、歩くのもやっとだったということを試合後の会見で話しました。ペールはこの影響で上海を欠場しています。 そんなペールでしたが、時折得意の素晴らしいバックハンドを見せ会場を沸かせました。しかし最後はMPを握られた場面でダブルフォルトを犯してしまい試合終了、ワウリンカが楽天初優勝を果たしました。これでマレー、フェレールに並ぶ今季ツアー4勝目、ベルディヒらに並ぶツアー通算11勝目となりました。セレモニーのときなど仲良く話すシーンも見られました。 Good friends @stanwawrinka & @benoitpaire all smiles after @rakutenopen final in #Tokyo. http://t.co/6Q3HCyWa0O #atp pic.twitter.com/n6okTpLUiR— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2015, 10月 11 錦織は全米に続けてペールに準決勝で敗れ、対ペール2連敗となりました。第1セットをほぼ完璧な形で取っていた錦織にとっては、嫌な負け方だったと思います。しかしもう明日からは上海の試合です。いきなりキリオスとの試合になるので、気持ちを切り替えてプレーをする必要があります。初戦注目しましょう。 さて、北京の方ではジョコビッチとナダルの決勝戦となりました。見応えのあるラリー戦が何度もありましたが、大事なポイントをきっちり取っていったのはやはりジョコビッチの方でした。1セット目いきなりジョコビッチがブレークに成功すると、自身の2度のブレークピンチを凌いでキープ。その後は安定したサービスゲームを見せ第1セットを取ると、第2セットは1度もBPを握らせずに、逆にジョコビッチは2度のブレークに成功し、北京4連覇を果たしました。ジョコビッチは北京では未だ敗れたことがなく、29連勝としました。また今大会ジョコビッチはフェレールに対して落とした3ゲームが最高で、その他の試合では1セットにつき2ゲーム以下しか落とさない圧倒的な安定感を見せました。 敗れたナダルもハードコートで決勝に進んだのは今年初めてであり、また復活の兆しが少しずつ見えてきたのではないかと思います。上海も注目してみましょう!また北京にはトップ10からベルディヒが参戦していましたが、クエバスに敗れて初戦敗退となりました。やはり深セン決勝からの間隔がほとんどなく、体力的にかなり厳しかったと思います。仮に初戦突破していてもベルディヒはポイントが増えるわけではなかったので、上海に向けて少し時間ができるという意味ではこれで良かったのではないかと思います。上海で頑張ってほしいですね。 Novak #Djokovic and Rafa #Nadal pose with their trophies (and new cuddly toys) in Beijing. http://t.co/kRsZ9uv0ca pic.twitter.com/s6HkY3IlQJ— TennisTV (@TennisTV) 2015, 10月 11 ではランキングに移りましょう。 上海の失効によりマレーとフェデラーの順位が入れ替わりました。またこの影響で先日までトップ10だったシモンがランクダウンをしています。代わりにアンダーソンが自身初のトップ10入りを果たしました。おめでとうございます! またナダルが7位に上がり、ポイントも4000ポイント台に乗せました。少しずつ増やしてきています。 注目のランキングですが、9位以下の選手たち(ガスケ、アンダーソン、ラオニッチなど)が相次いで初戦敗退、その他の選手も優勝などの成績を残せなかった為、結局はガスケが9位のままとなりました。一方でナダル、フェレールらが順調にポイントを積み重ねたためフェレールとガスケら9位以下の選手達との差が広がりました。フェレールとガスケの差は既にMS優勝1つでは抜けないポイント差となっており、フェレールもツアーファイナル出場がほぼ決まったと見てもいいと思います。あとは本当にマレー次第ですね・・ アンダーソンがトップ10入りしたので、シモンと入れ替えて表にしました。やはりトップ10常連の選手と比べると全体的に数字は低めになっていますが、今季勝率はラオニッチと同程度位の数字となっております。また上海1回戦に勝利したことで勝利数も40に乗せました。 一方優勝のジョコビッチは70勝もいよいよ間近。キャリア勝率もじわじわとナダルに迫って来ています。ジョコビッチがナダルのキャリア勝率を抜くのももしかしたら時間の問題かもしれません。未だに取りこぼしたのがカルロビッチのみというのも凄いですね。 勝利数では錦織が50に乗せました。ベルディヒ、ナダル、ワウリンカも50勝まであと少しです。 最後に上海終了後のランキングの動きを見てみましょう。 書いている途中に驚きましたがフェデラーが初戦敗退となりました。フェデラーが取りこぼすのはマドリードのキリオス以来です。全米から間があったので試合の感覚が上手く合わなかったのでしょうか。詳しく試合を見れなかったのですがラモスビノラスの動きも良かったようですね。キリオスに敗れて以降は安定した結果を残してきましたから、たまにはこういうことがあっても仕方ないかもしれません。バーゼルではきちんと調整してくることでしょう。この結果マレーは次勝てば2位をキープできます。 ワウリンカはいかなる結果でも4位です。ベルディヒと錦織はより勝ち進んだ方が5位となります。ナダルとフェレールも優勝でこの2人を抜く可能性がありますが、現状厳しい条件といえるでしょう。 10位には暫定でガスケが入りました。ここはポイント差が少ないので結果次第で動きがありますが、ガスケとしてはトップ10復帰のためになるべく勝ち残りたいところです。 明日はジョコビッチ、マレー、ワウリンカ、ベルディヒ、錦織、ナダル、フェレールとトップ選手の試合がたくさんあります。明日の上海も楽しみですね!