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20150922_hewitt_k1 photo:Marianne Bevis

元1位ヒューイット最後のデ杯が終わる

20日に行われた国別対抗戦デビスカップ準決勝、オーストラリア対イギリスの試合は、イギリスが3-2でオーストラリアを下して、37年ぶりの決勝進出。 同時に、来季の全豪オープンで引退を表明している元世界ランク1位、レイトン・ヒューイット(オーストラリア)の、最後のデビスカップが幕を閉じました。 2003年、マーク・フィリポーシス(オーストラリア)やトッド・ウッドブリッジ(オーストラリア)ら、オーストラリアの名選手たちと共に、デビスカップの決勝を戦ったヒューイットは、当時22歳でチーム最年少。 しかし、ファン・カルロス・フェレーロ(スペイン)や、カルロス・モヤ(スペイン)、アレックス・コレチャ(スペイン)ら、テニス界のレジェンドたちを揃えたスペインを破って、オーストラリア優勝の立役者となりました。 12年後、チーム最年長の34歳となって挑んだ同大会でしたが、準決勝で力尽き、惜しくも有終の美を飾ることはできませんでした。

バックハンドと「カモン!」

ヒューイットの武器といえば、世界屈指の正確なストローク。中でも、特徴的なフォームから鋭く相手コートに刺さるバックハンドは、相手選手を大いに苦しめました。 そしてもうひとつ、ポイントを奪ったあとの雄叫び「カモン!」は、闘志溢れるヒューイットを象徴するパフォーマンスでもありました。 最後のデビスカップで見せた、ヒューイットらしい最高のバックハンドと、雄叫びの映像がこちら。

Original:OfficialDavisCup

残り少なくなったヒューイットの現役生活ですが、まだまだコート上ではひと際熱くファイト。心の火は消えていません。 [sns]