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20150902_nishioka_k1 photo:Steven Pisano

19歳西岡がフルセットの激戦制す

1日に行われた全米オープン男子シングルスの1回戦で、予選勝ち上がりの世界ランク128位、19歳の西岡良仁が、同ランク80位のポール=アンリ・マチュー(フランス)に、6-4,2-6,6(7)-7,6-1,6-2のフルセットの末に勝利して、自身初のグランドスラム初戦突破を果たしました。 小柄ながら、どんなボールにも食らいつく粘りを持ち味とする西岡は、予選の決勝で3本のマッチポイントを凌いで本戦入り。 迎えたこの試合でも、2セットを先取されてあとが無くなった状況から、気迫の逆転勝利で元世界ランク12位の強敵、マチューを破りました。 なお、今大会の本戦に出場している10代の選手は、西岡の他に、ボルナ・コリッチ(クロアチア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、タナシ・コキナキス(オーストラリア)、ヒョン・チャン(韓国)、フランシス・ティアフォー(アメリカ)、ジャレド・ドナルドソン(アメリカ)の計7人で、うち2回戦に進出したのは西岡とチャンの2人だけとなっています。

次戦はベルッチとサウスポー対決

西岡は次戦で、世界ランク30位のトマス・ベルッチ(ブラジル)と対戦。西岡と同じサウスポーで、厚い当たりのストロークを武器とする選手です。 ベルッチとラファエル・ナダル(スペイン)の練習風景の映像がこちら。 黄色いウェアがベルッチで、ナダルを相手にもラリー戦では全く引けを取っていません。

Original:Steven Pisano

今季の全仏オープンでは、錦織圭が2回戦でベルッチをストレートで破っています。 果たして錦織に続くことが出来るか。西岡とベルッチ、2回戦は熱いストローク戦が予想されます。 [sns]