photo:Shinya Suzuki
錦織が全米オープン初戦で敗退
31日に行われた全米オープン男子シングルスの1回戦に、第4シードの世界ランク4位、錦織圭が登場。しかし同ランク41位のブノワ・ペール(フランス)に、4-6,6-3,6-4,6(6)-7,4-6のフルセットの末に敗れ、初戦で姿を消しました。 昨年、準優勝の快挙を成し遂げた同大会で、錦織が迎えた初戦。相手のペールは、錦織も試合前に「世界トップ5に入る」と警戒していた得意のバックハンドを軸に、リスクを負って積極的に攻め込みました。 ペールの奇襲ともいえる超攻撃テニスに、なかなかラリーでリズムを掴めない錦織。 それでも綱渡りのような試合の中で、要所を抑えて一時は逆転。第4セットでは2本のマッチポイントを握りましたが、逃すと流れは再びペールに傾きました。 錦織と同学年で、過去2連敗を喫していたペールは試合後、「コートに入ったとき、自分に言い聞かせたんだ。さあ、やるぞ。ケイを倒してやるってね」 引用元:AFPと語っています。
ペールの出来を称える声も
錦織もペールのプレーを称えています。「たった1試合なので、なにかが変わってしまったとは言えません。どちらかと言えば、相手が良いテニスをしていたと言うべきでしょう。5セットマッチに敗れるのはつらいですが、最後まで戦いました」 引用元:AFPまた、恩師の松岡修造や、試合を観戦していた人たちからも、リスクを負って攻めたペールのプレーを賞賛する声があがっています。
僕は想定外テニス、常識外テニス、見たことないテニスを全うしたペールに対しておめでとうと言いたい。斬新なテニス、訳がわからないテニス、教科書にないテニス、まさに・・・ペールゾーンテニス(無我の境地テニス) だった。 本当にペールは曲者だった!あまりにも常識外テニスだったので、圭はまったく自分のリズムをつかむことができなかった。 引用元:松岡修造オフィシャルサイト
正直復帰戦とはいえペールが良かった。芸術肌のテニスをトップ選手に対して5セット継続できて打開策がなかった。錦織からしたらマレー的な苦手なテニスというか。思い切りの良さもあった。錦織は中に入って攻撃しても仕方なかったんだよね( ;∀;) #USOpen2015
— トマト教開祖 (@GOD_tomato) 2015, 8月 31
まさかの、って書かれてるけど、ペール上手かったもんなー。第1セットしか見てないけど、錦織の調子が上がる前にかき回しまくった感じかなぁ……。 — なかもーGX @駿台浪人マン (@naka_mo_26) 2015, 8月 31
錦織くんの調子は決して悪くない、正直、普通に力負けと感じた。ジュニア時代からオーバーパワーしてくる相手は苦手と言われていた、まさにこれぞ錦織対策というものを見た気がする
— Kenshiro (@kenmcro2) 2015, 8月 31
にしても、錦織圭を葬り去ったペールのメンタル凄い ラケット折ろうとしてたし、叫びまくったり審判に抗議したり、何か独り言行ったり。 そして試合は芸術的、変則的。感情の起伏が見ているものを魅了する まさにファンタジスタというか、天才気質、芸術肌 波瀾万丈に勝利した。 — エルケン (@ELkenryu) 2015, 8月 31
初戦敗退… 悔しいけど、最後のペール選手の試合運びには驚き。 錦織圭選手お疲れ様でした! — 高城亜樹(あきちゃ) (@AKI_WISMALU) 2015, 8月 31