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20150901_nishikori_k1 photo:Shinya Suzuki

錦織が全米オープン初戦で敗退

31日に行われた全米オープン男子シングルスの1回戦に、第4シードの世界ランク4位、錦織圭が登場。しかし同ランク41位のブノワ・ペール(フランス)に、4-6,6-3,6-4,6(6)-7,4-6のフルセットの末に敗れ、初戦で姿を消しました。 昨年、準優勝の快挙を成し遂げた同大会で、錦織が迎えた初戦。相手のペールは、錦織も試合前に「世界トップ5に入る」と警戒していた得意のバックハンドを軸に、リスクを負って積極的に攻め込みました。 ペールの奇襲ともいえる超攻撃テニスに、なかなかラリーでリズムを掴めない錦織。 それでも綱渡りのような試合の中で、要所を抑えて一時は逆転。第4セットでは2本のマッチポイントを握りましたが、逃すと流れは再びペールに傾きました。 錦織と同学年で、過去2連敗を喫していたペールは試合後、
「コートに入ったとき、自分に言い聞かせたんだ。さあ、やるぞ。ケイを倒してやるってね」 引用元:AFP
と語っています。

ペールの出来を称える声も

錦織もペールのプレーを称えています。
「たった1試合なので、なにかが変わってしまったとは言えません。どちらかと言えば、相手が良いテニスをしていたと言うべきでしょう。5セットマッチに敗れるのはつらいですが、最後まで戦いました」 引用元:AFP
また、恩師の松岡修造や、試合を観戦していた人たちからも、リスクを負って攻めたペールのプレーを賞賛する声があがっています。
僕は想定外テニス、常識外テニス、見たことないテニスを全うしたペールに対しておめでとうと言いたい。斬新なテニス、訳がわからないテニス、教科書にないテニス、まさに・・・ペールゾーンテニス(無我の境地テニス) だった。 本当にペールは曲者だった!あまりにも常識外テニスだったので、圭はまったく自分のリズムをつかむことができなかった。 引用元:松岡修造オフィシャルサイト

試合のハイライト映像

試合のハイライト映像は以下のリンクから。 錦織も時折、素晴らしいカウンターショットを決めて会場を沸かせましたが、試合を通して明確な攻略法を見つけることができませんでした。 【ハイライト映像】錦織圭vsブノワ・ペール [sns]